あっきぃ日誌

鉄道ブログのような技術系ブログのようななにか

Raspberry Pi Advent Calendar 2018

Raspberry Pi Advent Calendar 2018の初日です。

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とりあえず今年のラズピッピ的なやつをブログから振り返ります。

OLED

新年会で見てほしくなったOLEDモジュールを買って、冬コミで買っていたけものフレンズのかばんちゃん型ユニバーサル基板「きばんちゃん」にのせた話。この辺は今月末に出す予定の「あっきぃのラズピッピいじり4」で触れています。

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けものフレンズは騒動ですっかり冷えてしまった感がありますね。悲しい出来事であった。

Raspberry Jam Big Birthday Weekend 2018 in TOKYO

今年のラズパイ6周年は全世界で同時にやるぞ!という号令が財団から出され、OSCの翌週というハードなスケジュールで運営をしてきました。が、イギリスでは豪雪となり延期になったところがちらほらというオチに。蒲田で2日間に渡って開催し、来場者もなかなか多く、盛況でした。

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Compute Moduleデビュー

Big Birthday合わせのキャンペーンを使ってCompute Moduleデビュー。WD LABSのHDDが乗る基板で使っていますが、WD LABSは解散済みのため、今はほぼ入手不可の状態です。惜しい。今はPleromaサーバーとして適当に動かし続けています。

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電子ペーパー

気がつけばWaveShareの電子ペーパーが一通り千石電商に並ぶようになり、WaveShareのサンプルスクリプトもだいぶていねいになったおかげで、ラズピッピ電子ペーパーもだいぶ広がるようになりました。色違いとか、ペラペラ曲がるやつとかが増えています。

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Pimoroniの電子ペーパーも、若干おくれて黄色版、白黒版Inky pHATがリリースされて、最近は4.3インチ版となるInky wHATが発売されました。早速買ってみましたが、何に使うかは考え中……。

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Inky pHATは自宅では天気予報の表示に1つ使っています。元はOpen Weather Mapを使っていましたが、YahooのAPIにかえた結果、Inky pHATのサンプルと似た結果になりました。

Inky pHATで天気予報を出す(常設ラズピッピがカオスになった話) - あっきぃ日誌

Inky pHATで天気を出すスクリプトを公開しました - あっきぃ日誌

Maker Faire Tokyo 2018

今年もPaulおじさんがやってきておおあばれ。開催前夜に発売のあたらしいPicadeを初日の朝に未開封状態で持ってきて「寄贈するから組み立てて展示して」とぶん投げられ、英語のドキュメントを読みつつ泣きながらみんなで組み立てました。

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ここに書けないいつか表にでるらしかった裏話もあったんですが、そういえばあれお蔵入りしてね?

サイネージづくり

これも今月末の新刊で少し別の例も書きつつ掲載予定ですが、YouTube垂れ流しサイネージの作り方について書きました。そういや最近つけてないや。

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200台ラズピッピと謎工作

秋に200台の初代ラズピッピ(一部1A+)を某所から譲り受け、分解して本体をOSCで若者に配る活動がスタートしました。その中で出てきた一部の1A+を使い、謎の工作を作ってみたやつです。個人的には気に入っていますが、この1A+もいつか配られます。

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新しいラズピッピ製品

ラズピッピ4は!?と言う期待の声も最近はちらほら耳にしますが、まず出てきたのは3月の3B+でした。LAN関係の改良がなかなか美味しいボードでした。

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次はPoE HAT。3B+で増えたPoEピンが活きるボードでしたが、使用の仕方次第で不具合が発生することが発覚。修正メザニンが開発されたりしている状態です。

Introducing the PoE HAT - available now! - Raspberry Pi

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さらにアクセサリ系ボードがリリースされます。しかも財団としては初のPiZeroサイズボード。財団ではこれをuHATと命名し、形状を含めてHAT規格に追加されました。で、ボードの内容はと言うとTVチューナーボード。残念なことに現状はヨーロッパを中心に採用されているDVB規格のみのサポートなので、日本では使えず。

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そして最近出てきた3A+。3B+をベースにA化したものです。日本はいつもの技適待ちですね。個人的には3A+はよ!という感じです。PiZeroWでちょっと物足りないスペック感はメモリ以外これでだいぶ解消できるはずなので期待大なのです。

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2019年のRaspberry Pi?

2018年、いつも以上にあっという間に過ぎてしまって、なんか遊べたような遊べなかったような、そんな漢字がしていますが、やっぱり遊んどるやんけ。

来年はラズパイ4はあるのか?が楽しみポイントですかね。1年で「35ドルで作れるスペック」がそんなに変わるかどうかが鍵のような気がしますが、はてさて。

あっきぃ式展示ブース設営術

オープンソースカンファレンス Advent Calendar 初日です。このカレンダーでは、OSCの魅力を伝えたり、参加したいけど自信がない…という出展とか発表とか一般参加とかしたい人向けにノウハウを書いたりするカレンダーです。OSC2018 Tokyo/Fall振り返り会のときの意見交換中に酒を呑みながら立てました。ぜひ空いている日へのご参加をお待ちしています。

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私からは、展示ブースのつくりかたのご紹介です。これはカレンダーを立てる前のOSC意見交換会でMyNAの坂井さんから頂いたネタです。書くのが遅くなってすみません!

普段のブースの様子

ブログには気が向いたときにレポートを書いている次第ですが、私の普段の展示ブースはこんな感じです。言ったそばからまだレポートを書いていないOSC2018 Tokyo/Fallのブースの様子ですね。

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Ejectのブースも、Raspberry Piのブースも、小物やら仕掛けやらでごちゃごちゃしています。どの開催でも出すのに1時間、片付けるのに30分くらいかかっています。もっと楽にしたいというのが個人的な課題ではあります。

私がこころがけていることは

チラシを置いとく

印刷費がかかりますが、チラシは置いておけば意外ともらっていってもらえます。話しかけるのは苦手だけど、展示物とか活動内容が気になるという方はそっと取っていってくれます。

展示物が多い私のブースでは後述の説明パネルが置けない分、説明をまとめたA4両面印刷の紹介ペーパーを用意していて、これを配って説明をある程度省略するようにしています(あんまりできてないんですけども)。また、この紹介ペーパーには展示物のソースコードが置かれたGitHubリポジトリのURLも書いているため、OSCではこれをオープンソースの理由にしています(?)。

展示物の説明パネルをつける

私のブースでは展示物が多すぎるため、全部に説明をつけることができないのですが、スペースが許す限りできるだけ展示物の説明を横に置いたり立てかけたりしています。

上に張ったEjectブースではQRコードを読み込んでWebサイトにアクセスすると誰でも自由にEjectコマンド工作を操作できるようにしてありますが、紙を100円ショップのミニブックスタンドに貼り付けて立ててあります。興味が出た人は私がブースに立っていなくてもQRコードを読み込んで遊べます。

ブースによってはノベルティの配布がありますが、これは配りものゾーンを明確にした上で「シールはご自由にどうぞ」など張り紙を用意しておくと、やはり自分が席を外している間でも来たがもらっていきやすくなりますね。

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また、撮影OKとする場合は「撮影OK」と言う紙を置くのも良いです。置いてても聞かれますが、撮影をするハードルはぐっと下がります。うちのブースではいらすとや素材全開で用意しました。イラスト屋が街中にあふれる昨今、こういうワンポイントをいらすとやでキメると程よく目を引けるかもしれませんね。

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100円ショップのアイテムや文具を用意する

展示ブースで使われている100円ショップグッズや文具はけっこう多いです。100円ショップで買ってきて利用しているものは以下のものがあります。

  • タッパー: 小さい展示物の収納に便利
  • ミニブックスタンド: 展示物を目立たせるための小道具として利用
  • メニュースタンド・カタログスタンド: 展示物の説明を立てたり、チラシを立てるために活用
  • 折りたたみタブレットスタンド: 本を立てるのに使ってます。コンパクトに収まるので荷物のじゃまになりません

また、メッシュパネルは以前ブログにも書いたことがありますが、大きいものを切ってコンパクトサイズにしたものをブースでは使用しています。これはRaspberry Piやその周辺アクセサリなどを引っ掛けたりして使っています。

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また、文具類はOSC運営である程度用意されていますが、自分で用意しておくと借りに行く手間が省けますし、その手のを用意していないイベントに出展したときにも役立ちます。テープ類なんかは、OSCが用意しているブース名の紙を机に貼るためにまず必要だったりしますからね。

  • メンディングテープ: 壁に布テープなどを貼るのはたいてい禁止されていますが、このテープは弱粘着のため貼り跡が残りません
  • 養生テープ: メンディングテープでは弱すぎるときに使えます。また、少し弱いですが荷物の梱包をしたあとのテープとしても使えます
  • 電源タップ: イベントではわりと用意されていますが、最後のタップから伸ばすときには自分のタップを使うと良いでしょう。また、運営のものと混ざらないよう、名前を大きくわかりやすい位置に書くのもポイント
  • ペン: ボールペンと、油性ペン。即興でチラシを作ったり、帰りの荷物の伝票を書くのに使います。
  • コピー紙: 即興でチラシを作るのに使えます。私は前日準備の全員配布資料組みを手伝っているときに出てくる、100枚の区切りとかを示すために挟まっている紙を集めといてそれを使っています(それができるの私くらいや)

自分も展示物(?)

ちょっとそれますが、名札はさげましょう。自動挨拶を防止できます。一般参加の人も、普段出展してる人と交流があるような方はハンドルとアイコンがあるだけでぜんぜん違うのでつけておくと最高にありがたいです。昨今の人付き合いは「本名・顔」の他に、「ハンドル・アイコン・Twitterなどのアカウント名」という識別要素があり、何をもって個人を特定するかが難しくなっています。自分は覚えられているだろうと思って挨拶して会釈をされても、7割くらいは(とはいえ適当にいいましたがほぼ)自動挨拶です。名札はさげましょう。

ちなみに、名札ホルダーを買うのが面倒な人は、OSCの懇親会で配られたやつを持ち帰って次回以降流用すると良いでしょう。最近のOSCは学生とOSC初心者には最初から自由にもらえる名札ホルダーがあるのでこれを活用しても良いです(OSC玄人は買うしかなくて辛いな?)あと、名札はMastodonアカウントをお持ちの方は私のブースでレシート用紙に印刷できます(突然の宣伝)

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ノートPCとにらめっこする時間は少なく。

何で見たかは忘れました(アンケートか何かだとは思う)けど、ブースでノートPCとにらめっこしている人は話しかけにくいそうです。通りゆく一般参加の人をキラキラした目で見つめてみると意外と引っかかるかもしれません。かくいう私は、ノートPCとにらめっこしていても何故か声をかけられがちで、その日のLT資料作成がギリギリになることも……笑。

ブースで声掛けをして呼び止めるまではしなくてもいいと思いますが、展示物をちょいちょい自分で触りながら気を引くみたいな素振りをしてみてはいかがでしょうか。

サイネージを置く

うち、モノがある系のブースじゃないから…!という方はサイネージを置くのも手です。パワポで自動プレゼンモードでループしても良いでしょうし、アキバの安〜いフォトフレームを使ってみてもよいでしょう。今月末のコミケで出す予定のラズピッピの新刊では、Raspberry Piで作るサイネージについて書いてます(突然の宣伝)。

まとめ

  • チラシを作ろう
  • 自分がブースを離れたときでも見に来た人が何をやっているブースかわかる工夫をしよう
  • 100円ショップの文具は展示に便利なものが多いので積極的にウォッチしてみよう
  • 名札はさげよう
  • モノがない系ブースはサイネージで差をつけろ

東急7700系7901F廃車回送@長津田

今日は長津田のお客さんのところで直行直帰になって、つくし野まで歩いたあと、2020系が来てラッキーと思いながら帰っていたら長津田駅に突然7901Fの回送が。先週末規制していてアレだったんですけどそういえば先週末はさよなら運転して営業終了してたんですもんね。2124Fを飛び降りて撮影しました。

実はデヤサンドされた池多摩線車両を見るのは多分初めてです。挟まれた車両も協調動作するのね。

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溶接が目立つちっさい電車だけど、50年ものとは思えぬキラッキラの車体。そういえば今週末大垣に行くので先に行った7700系が見られるといいなあ。

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クハ7901側。

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動画で撮ろうとしたら、思っていたのと反対側(一旦上ってこどもの国線に入るので)に走り出してしまい、せっかくなので改札を出てこどもの国線ホームで撮影してみました。

www.youtube.com

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最初で最後の7700系入場風景といういいものを見られました。その後はまた改札を通り、帰りました。運賃を無駄に倍払うことになったけど、7700系へのわずかながらの餞別ということで。

Inky pHATで天気を出すスクリプトを公開しました

帰省中ですが、前に作ったInky pHATで天気を出すスクリプトに手を入れて公開しました。

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スクリプトはRPi-toolsリポジトリに放り込んであります。Ansible playbookも作ったので簡単インストールもOK。

RPi-tools/scripts/tenki at master · Akkiesoft/RPi-tools · GitHub

前に作ったときはOpen Weather MapのAPIで作っていたんですが、どうも制度がいまいちだったのでYahoo!(本家)のYQLを叩いて天気をとるように変えました。YQLだと説明見るとAPIキーが要りそうにも見えたけど、なくても行けたっぽいので楽ですね。あと、ラズピッピでrequestsを使うと重いかも。

天気は晴曇雨雪しか画像を用意していなかったのに、YQLのやつだと細かく46種類に分けられていて驚き。お天気コードごとにざっくり分けましたが、今後は少し絵とかのパターンを足していきたいですね。

あと、とりあえずYQLのサンプルだけ見て実装しましたけど、確かInky pHATのサンプルもYQLでやってるんですよね。あ、うん、今見たらだいたいやってること一緒だった……。

さよならはてなハイク

はてなハイクが2019年3月27日をもって終了するとのこと。今まで散々いつ終わるんだいつ終わるんだとイジられ続けてきたハイクが本当についに終わる日が来てしまいました。

http://d.hatena.ne.jp/hatenahaiku/20181119/1542593695

このTwitterに流れてから5年ほどは見たり見なかったりのユーザーになっていたし、はてラボ落ちした辺りからそろそろかという感じはあったので「ついにか……」という言葉がまっさきに出ました。でも、リリースから11年も続いたんですよ、私が上京して次の春で12年でえと一回りなんですけど、それに近いくらい続いたのすごくないですか。人の人生の1/8くらいの間続けられるWebサービスとか実はそうそう多くないと思うんですよね。これはハイカーみんなが誇っていいことだと思います。

わたしはハイクがリリースされてわりとすぐくらいからTwitterに流れるまでの5年くらい入り浸っていた感じですが、上京したてでOSC(うちの会社でやってるイベント)関係しか東京に知り合いがいなかった自分にとって、すんなり馴染めてとても心地の良かったコミュニティだったなと思います。いいことも悪いことも、人の好きも嫌いも、笑った日も喧嘩した日もありましたもんね。

ミクさんの絵を描くのも元ははてなハイクのお絵かきで始めたものなので、ハイクがなければ多分書いてなかったんじゃないかなあと思います。ネットラジオもやったし、ハイク関係のWebサービスも作った(まだ動いてるし終了まで動かすからね!)し、asin記法のバグを突いてハイクを殺したし、kokuda.orgで新サービスが出てはパロディにしたり、本当にアホばっかやってたなあという思い出が蘇ります。サークル名のこくだランドはてなランドからのパクリですしね。ああそうか、はてなハイクのはかを作る日が来るんですね。誰か書いて。

オフ会というものに参加したのもハイクが初めてです。OSCはオフ…じゃないからね、多分。初っ端から中目黒のはてなオフィス突撃したりしてたような。しばらくするとハイク婚オフも開催され初めて、3〜4くらいのハイク婚を見てきたような気がします。多分ブログを漁れば出てくるんだけど、みんなげんきにしているかしら。私もほんのりハイク婚に憧れた時期もありましたが、その前にツイッターに行ってしまったしいまも独り身です。ははは。

あと、オフ会からのつながりではないですけど、今もつぼさんとはEjectとかラズパイ関係でちょくちょく会って出展していますし、来週の大垣Mini Maker Faireもつぼさんの主導で参加してきます。コミティアに行けばgz先生がスタッフとして立っていたりするので声を書けたり、かつとさんともコミケでご挨拶したりMastodonでも引き続きつながっていたりしてます。ハイクで知り合った人たちとのつながりは自分の中ではわりと大きいなという感じがします。さっと人生の1/8続いたサービスって書いたけど、sisuiさんが言うように、現時点の年齢を基準にすれば人生の1/3ハイクに関わってんだから、そうなんだよね。

http://h.hatena.ne.jp/sisui_ro/227140595617824867

一方、IT屋でシステム運用とかを見たりする人間としては、10年も経過したシステムに手を入れ続けていくことは困難さがドンドン増していくというのも理解しているつもりです。わたしもOSCのXOOPS触るの辛いもんね。はてなの判断は英断だったと思います。ブコメでははてなの技術力低下を心配するコメントも見られましたが、当初の開発メンバーもおそらくおらず、古のコードとかしたスパゲティを面倒見るのは技術だけではどうにもならんのかもしれないですね。そこをなんとかしてこそはてなだろうという見方もできなくはないんですが、はてなもここしばらく「おっ」となる尖った謎サービスというのを見ていない気がするので、心配になるのはわかるような気もします。

ハイクを去って久しいとはいえ、gedanさんのおはようお姉さんはmikutterのhaikuプラグインからずっと見ていたので、今後どうなるんだろうという懸案はあるのですが、きっとハイクで知り合った人たちは違うところでもつながって、ゆるく集まったりしていけるから大丈夫だと思います。

とりとめなくつらつら書いたけど、せっかくだし、ハイク終了まで、ちょっとひと暴れしに行きますかね?