あっきぃ日誌

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CM4もここなら買える!🤣 Raspberry Pi Store詣でレポート2023

イギリス旅のRaspberry Pi Store詣でレポート編です。

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いざRaspberry Pi Store

イベントが無事に終了したので、会場を出てケンブリッジ駅近くにあるRaspberry Pi Storeにタクシーで向かいました。今回の会場は意外と駅中心部から離れてて、実質缶詰だったんですよね。買い物のあとはロンドンに移動してずっとそのままになるので、ストア詣では一発勝負。買い逃しはしないように気合を入れて行きます(そんなか?)。

ストアに到着。あれ、よく見たら2019のときと看板が変わってね?

ちなみに2019。

ちなみにお店の回りはこう。イオンモールっぽいところにぽつんと地元産の製品紹介店舗があるって感じです。

まあ、そんなこともあるでしょうということで早速入店。入ってすぐ右手には、Raspberry Piを家で使うとこんなところに使えますよという、IKEAのでもルーム的なカンタンな一角がありました。

ウッおまえは!Build HATの翻訳のときに組み立て検証をやったアレ!他にもPimoroniのEnviroシリーズを使った植物の観察デモの展示もありました。

店内は大枠は変わらず、触って遊べるコーナーが充実していました。

で、買い物派というと、Compute Module 4が買えれば自分用とぶちょう用に1つずつほしいところですが……あった!!!Wi-Fiありモデルの4GB RAM&8GB eMMCモデルと、あとはWi-Fiなしモデルが各種といった具合。今回はWi-Fiありモデルと、Wi-Fiなしの8GB RAM&16GB eMMCモデルを1つずつ購入しました。

注文はレジのカウンターで口頭で伝えると出してもらえますが、裏のモデル確認の時点で技適シールの存在を確認したので、勝ち確です。ありがとうございました。ぶちょうがWi-Fiありを洗濯したので、私は8GB RAMの方でガッツリメモリを使って遊んでいくことになりました。何に使おう。

ちなみに、レジのカウンターに歴代のRaspberry Piのテストボードが並んでいるのも変わらずでしたが、PiZero 2Wとかが増えていたり、MagPiのPiZero 2Wリリース記念号が飾られたりしていました。その号、私が載ってるやつや……。

これはその日の夜にもう早速遊ぶオタクの図。今回なんかあったとき用のRaspberry PiとしてCM4で持ち込んでいましたが、ここで役に立ちました(イベント本編では全く)。

同じく宿で戦利品を広げた図。CM4の他は、Debug Probe(Raspberry Pi 5のシリアル通信で重宝するのでみんなも買おう)、MagPi、マウスパッドx2、マグネットx3、ステッカーセット、トートバッグ。180ポンドくらいパーッと使ったので、3.3万くらいの散財。CM4のうち1台はお題をもらうつもりでいるのでそれがデカ目ですが。多めに買ってあるものは、OSCでおみやげとして配ります。


COSTAのクソデカラテ

歩き疲れ、外に出ようにもにわか雨が降っていたので1F(イギリス的にはGF)にあるCOSTAで休憩することに。太田さんにおまかせしたら、クソデカいラテがやってきました。マジ?w

両手で持たないと飲めないレベルでわろた


巨大Raspberry Pi模型

トイレに行こうと3F(イギリス的に2F)に上がったら、巨大Raspberry Pi模型がいました。なんじゃコリャ。

地元企業紹介的なやつでしょうかね。なお、したにはPicoがいて、どうやらなんか動けば模型のLEDが光りそうな予感ですが、光っておらずでした。グランドアーケード


さらばケンブリッジ

買い物が済んだあとはバスで駅まで移動。ちらっと左手に見えたRaspberry Pi財団オフィス。2019のときは訪問させてもらいましたね。

グレートノーザンでキングスクロスまで。

着。風情あるよね〜。

Raspberry Pi 5、リリース。

火曜日にイギリスから帰国したらのどと鼻の風邪をもらってきていたらしく、ちょっとダルダルになってますが生きています。

そんな中ですが、Raspberry Pi 5が出ましたね。

www.raspberrypi.com

という他人事な感じにはなっておらず、例によってサンプルを預かってテストをしていましたし、raspi.jpへの掲載準備もやりつつ、仕事もなぜかこういうときに限って忙しくなり、てんてこまいでした。まいったね。

www.raspi.jp

レビューは外観編とパフォーマンス編の2記事をraspi.jpアップしました。よかったらみてね。

www.raspi.jp

www.raspi.jp

おおたさんの「Pi 5は出ると思う!」という予感から今年のイギリス行きが決まりましたが、出ないと思っていた私の予想は外れ、イギリスではみっちり5について詰め込まれ、さらに土産にPi 5を持たされ帰ってきて、そして間もなくのリリースでした。いやあ疲れました……。

価格は4GB RAMモデルが60ドル、8GB RAMモデルが80ドルとなり、Pi4と比べると5ドルずつ上がっていますが、性能は5ドル以上の差があると思うので妥当かもっとリーズナブルな気がします。ただ、35ドルのメニューも個人的にはあったほうがいいんじゃないかと思うので、今後の拡充で1GB版か2GB版が35ドルに鳴ってくれればいいのかなと思っているところです。

あとは電源周りがクセが強そうなのが心配ですね。5V/5Aってできるやつ少なさそうだけどどうなるんやろとなったので、どうなっていくのかは引き続きウォッチしていく必要がありそうです。オフィシャルの電源がPSEを取れれば良いのですが。

発熱はやはりスペック向上なりの上昇をしています。公式からゴツい冷却パーツが出ているだけのことはあるので、いよいよちゃんと装備が必要そうです。Pi4でも「触れないほど熱くなる!」といわれて来ましたが、本体を握りながら使う人はいないと思うので、ケースに入つつ冷却すれば問題はないでしょう。

と、いうわけで、Pi 5は本当に凄まじいパワーアップをしてきたので、日本で発売されたらぜひ1台お迎えしてはいかがでしょうか。個人的にはPCI Expressを活かせるあたりが非常に興味があります。あと、会社のVPNサーバーはこれでリプレースしたいですね。

BA突然の欠航!フィンランドを経由してイベントに駆け込む話(後編)

これの続き。

akkiesoft.hatenablog.jp

目次はこちら。

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フィンランド到着

AY62便で18日22時頃に羽田を出発して、フィンランドヘルシンキ空港には19日の5時前に到着。7時間っぽく見えますが、時差があるので倍の12時間半くらい飛んでいます。

乗り換えまでは3時間くらい。私は初体験のトランジット手続き(手荷物検査とか)が、太田さんいわく想定より早く済んだので、唯一開いていたカフェバーでフライトの疲れを一旦癒やしました。この間、PokemonGoのギフトを超大量に確保してフレンドにばらまきをしたり、レイドが始まったらおかんとかを呼んでバトルしたりと、個人的にはかなりエンジョイしてました。

搭乗ロビーにはフィンランド名物のムーミンのオブジェがあって、めちゃカワでした。ここも本来はカフェのようですが、10時オープンらしく無念。ただ、閉まってたほうが人がいなくて写真は撮りやすいかも?

ここもポケストップになっていたので、ギフトをたんまり回収。

フィンランドもまあまあ親日国らしく、空港の案内看板には日本語が併記されていたり、謎の日本食屋があったりしました。KUNさんの50人クラフトにもフィンランド在住のヘルスカがいたりしますね。

ムーミンストアで少しお買い物。ここも最初に通ったときは閉まっていましたが、出発前に通りがかったら開いていて買い物ができたので良かったです。

最後にまたムーミンカフェ。気づけば外が明るくなっていました。

予定外かつ短い時間でしたがヘルシンキ空港は大満足でした。

フィンランドからいよいよロンドンへ

次の飛行機は8時くらい発のAY1331便。機体にムーミンがいる!機材は羽田からのと同型のA350

ロンドンには9時ちょっと過ぎに着。これも時差が発生しているので実際には3時間くらいのフライトでした。ヒースローの混雑で出発が遅れたり、ヒースロー上空でも2回ほどクルクル旋回していましたが、なんとか到着。


ケンブリッジまで

イベント開始はこの日の13時。うまくいけば13時半〜14時くらいには会場まで着けるだろうとのことで、ベストエフォートで会場入りを目指しました。

なので、道中は写真少なめですが、それでも電車はススっと撮影。

youtu.be

Azuma。なんか青いのもおった。

そしてグレートノーザンでキングス・クロスからケンブリッジまで。若干ダイヤが乱れていた?ようですが、こちらの方が急行的な種別だったらしく、1駅でケンブリッジにいけました。乗ってからしばらく発車する気配がなくてめちゃくちゃビビりました。

車窓は相変わらずのどかっていうか、地元みたいな酪農地帯。

そして目次記事のケンブリッジ駅の写真のとおり到着。この時点で12:54。

タクシーがスムーズに捕まって&移動してくれたおかげで、15分には会場に到着しました。よかった……!!!

まとめ

BAはクソ。どうやら前後するBA7便もキャンセルだったらしく、キャンセルが決まると1往復分?がダメになるみたいです。さらに、22日〜23日にも同様に1往復をキャンセルしているっぽく、どうも運行自体が不安定化していそうです。良くない。

これを書いているのは搭乗前日でして、帰りの飛行機はどうなるかとヒヤヒヤしているところですが、帰りはすこし後のBA5便で、こちらは直近で欠航していないようなので、無事に飛ぶことを祈るばかりです。

BA突然の欠航!フィンランドを経由してイベントに駆け込む話(前編)

イギリス旅2023、行きの飛行機の話です。目次はこちら。

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今回は2019と同じく、羽田から8:50発のBA8便でロンドンまで直行のフライトを予約してもらっていました。

前泊〜朝

朝早いので、前回と同様に羽田近隣の東横インを探して蒲田東口にポイントで宿泊。が、狭くて古いタイプの東横インでした……。たまに規格外の部屋に当たると、むしろテンションは上がるかも。

翌朝太田さんと合流。手荷物預けやら出国手続きやらを済ませて淡々と搭乗口に向かい、今日乗る飛行機を眺めつつ待機。


謎のキャンセル

ケータリングが機内に積み込まれて車が離れていくのを眺めていたら、しばらくしてケータリング運搬の車が再びやってきて、機内から降ろし始めました(??????)。搭乗口では出発時刻が未定になり、いっきに不穏な雰囲気に。ボーディングブリッジが飛行機から外されたところで機材変更のフラグを感じていましたが、その瞬間「キャンセル」のアナウンス。搭乗口で待っていた乗客からはどよめきがあがります……。せいぜい遅延か機材変更だろうと思っていたので、それは確かに驚きますわ……。

アプリでもキャンセルの表記。本当にありがとうございました。2019のストライキのときは奇跡的にラグビー代表に救われて飛べましたが、どうやらアレは4年越しのフラグだったようです。んなアホな。理由は「オペレーション上の理由」以上の説明はなく、BAのクオリティを実感しました……。

説明カウンターがバス搭乗のゲートに設けられたため移動するも、長蛇の列が無秩序に形成されたまましばらく動かず。待ちきれなくなった客がカウンターに詰め寄って交渉をしていてカオスに。太田さんも交渉に入り、結局我々はおなじワンワールドアライアンスのFinnairで21:50発のヘルシンキ行きに載って、そこからロンドンに向かう便を手配することに成功しました。この時点でだいたいお昼。

実は前泊から左下の奥歯と歯茎が痛みだしていて、しかも早朝にApple Watchから心肺機能低下とか言う脅迫(よくニュースになるような緊急性が高いものではないらしい)をされていて、しかもこの騒ぎに遭い、かなりグロッキーに。

代わりのフライトに乗るまでは一旦ロビーに戻り、BAと提携するJALが手配した空港のホテルで待機することに。つまり出国したのに数時間で再入国。荷物を受け取って到着ロビーに出るとミクがお出迎え。さすが令和のハローキティや。


時間つぶしタイム

グロッキーなまま昼飯を探すも空港の飯屋は高くて混んでて微妙だったので、結局モスバーガーに流れ着いてメシに。夕方までに歯医者に駆け込むことも考えましたが、18日は祝日でどこも開いておらず断念。痛み止めの塗り薬をドラッグストアで買って1週間ごまかすプランで行くことにしました(幸い、マメな歯磨きでだいぶ抑えられたみたいです)。

羽田のホテルの部屋は東横インと打って変わって高級でした(一緒にすんな)。しかし滞在時間は数時間。すこし昼寝をしたり風呂で温まったりしてグロッキーを多少改善させました。

夕食もサービス。ビュッフェ形式で、美味しかったですね。本当ならたぶん機内食を頂いている頃だったんですけども……。


再出発

夕食後、再び手荷物を預けて本日2度目の出国(???)。今度は無事に飛んでくれ……。いや、駄目なら本来もっと早い段階でアナウンスされるはずで。

今度はちゃんと乗れました。やっと乗れる安心感よ。

フィンランドへは北極を回る航路とのこと(!!)。ロンドン直行便も、現在はロシアを迂回するため、アメリカとカナダの上を飛ぶ(帰りはユーラシア大陸周り)のですが、北極とはまたすごい。

機材はBA8便のボーイングB787-9からエアバスA350-900になり、A350はお初だったのでこれはちょっとワクテカ。カメラの映像のアングルがいいですね。

北極海上空を飛行中の表示。

オーロラ見れるんじゃね?と会社Slackでは話題になりましたが、そんなことはなく、北極上空飛行中は日中のため窓を閉めて飛行し、消灯前は証明でオーロラを表現する演出がありました。これはこれでアリ。

北極上空のカメラ。確かに空が明るい。

機内食は出発後と到着前に2回で、1回目はハンバーグ&パスタ、2回目はマフィン&ポテトでした。どちらも美味しかったです。


つづく

ヘルシンキ到着から乗り換えてロンドンに向かってイベント会場につくまでは後編で。

イギリスのRaspberry Pi関係者イベントに連行された話2023.9(目次的な記事)

イギリスなうです。明日には帰りますが。

今回は9/18〜9/26の旅程でしたが、アクシデントの連発で波乱の旅路になってしまい、太田さんもわたしもヘロヘロです。話が長くなるので、2019のときと同じく、記事を分割して書いていけたらと思っています。

例によって関係者(全世界のRaspberry Pi Approved Reseller)向けのイベントのため、内容は機密事項まみれで書けませんが、またメシとか関係ないところとかは書ければと思います。ユーザー会はリセラーじゃねえじゃんというのはそれはそうなのですが、これも前回と同様、展示の時間で活動の紹介と、日本企業のプロダクト紹介(今回はミドクラさんと出展)のため参加しています。

ちなみに会場は2022と同じだったようで、スイッチサイエンスさんが2022のときに現地で動画レポートをあげているので、雰囲気を知るにはこちらもぜひ。どうやら今年も動画を録っていたみたいなので私も楽しみにしています。

www.youtube.com

もくじ

2019

2019、ちょっと書けてないまま流れてしまいアレ。

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