あっきぃ日誌

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Raspberry Pi Advent Calendar 2024 1日目:MagPiを年間購読した感想とか推しポイント

Raspberry Pi Advent Calendar 2024 1日目です。イヤーーッ(断末魔)今年ももうそんな時期ですね。Raspberry Piに関するネタがありましたら、みなさんもぜひ参加してください。

Raspberry Pi Advent Calendar 2024 - Adventar

リンクを埋め込みにしたらカレンダーが出てきたんだけど、マジ?

adventar.org

内容としては、Raspberry Piや、Raspberry Piを使った製品で遊んだり、なにか作ったりしたお話、来年やってみたいことなどなど、お気軽に参加ください。ただし、姿形が似た別のシングルボードコンピューターなどはご遠慮くださいという感じです。

それではさっそく1日目。MagPiを年間購読した感想です。

MagPiを年間購読した感想

MagPiとは、Raspberry Pi Ltdの出版部門であるRaspberry Pi Pressが発行する、公式の雑誌です。イギリス国内で紙媒体で販売されていて、全世界への単号発送や、定期購読にも対応します。電子版は、発売直後はたしか有料ですが、紙版が売り切れるか、次の号が発行されると無料に切り替わります。まさに執筆時点で最新号が売り切れていて、PDF版の価格を確認できませんでした。もし最新号も無料だったら訂正入れます。ちなみに、Raspberry Piの新モデルリリース号とかは特にすぐ売り切れます。

以前から気になった号は紙でゲットしていましたが、昨年11月から定期購読をしたので、その感想を書いていきます。


定期購読特典

定期購読をするとおまけが付いており、去年開始したときにはRaspberry Pi Pico Wがついてきました。太っ腹ですね。ただし、ほぼほぼ電気的に一緒やろとは言え、技適マークが印字されたリールパッケージのアレがないので、使っていいかどうかは悩ましいところです。

全部英語だけど読めるんか?

当然ながら紙面はすべて英語なので、全く英語が読めない人からすると、そんなん買っても意味ないわと思われるかもしれないですが、作例の紹介に関しては写真が多めなので、おおよそ何を紹介しているのかは察しやすいです。全ページフルカラーで、誌面デザインも凝っているので、意外と頭にスッと入ってきます。入っ…て来ているような気がします。

また、コーディングやコマンド操作に関する記事も、それらが読めればある程度言わんとすることは理解できたります。

とにかく、英文がわからなくても図とコードと写真で脳内補完すれば半分くらいはなんとかなるので、意外と大丈夫です。

以下はMagPi Issue 137から、BeePyというpalmtopをDIYする記事。Step-by-stepで手順が書かれていて、どういうソフトウェアのセットアップをしているのかがなんとなく追えます。同じものを作るというよりは、セットアップ手順から自分で違うものを作るときの参考にしたりとかができるかもしれませんね。


紙面がオシャレ、カラー!

前述の通り全ページフルカラーです。表紙も毎号のロゴと写真に凹凸加工が施されているこだわりっぷりなので、部屋に飾っとくだけでも映えます。

ちょっと古いですが、MagPI Issue 111のRaspberry Pi Zero 2Wがリリースされた記念号であり、私が紹介されている号の表紙はなんと金ピカ加工です。

akkiesoft.hatenablog.jp

MagPiMondayで気軽に読者投稿を!

この話題は別の記事にしたいくらい、もっと日本からの投稿も増やしたいやつなのですが、MagPiMondayという、SNSでできる読者投稿コーナーがあります。結構掲載率高めなので、みなさんもぜひ参加してみてほしいのです。

だいたい毎週月曜日の夕方以降(忘れると翌日とかになる場合もある)になると、MagPiの公式SNSアカウントから「なにか作ったものがあったら#MagPiMondayに投稿ください。紙面に載るかも!」とアナウンスがあります。XであればハッシュタグでOKと思われますが、MastodonはじめFediverseの場合はハッシュタグつき投稿がリモートサーバーに届きにくいため、アナウンスにリプライの形がおすすめです。説明はもちろん英文が良いですが、機械翻訳でもある程度通じるはずです。あとは写真でしっかりアピールして、見た目で何をしようとしているのかがわかれば良いと思います。

以下はMagPi Issue 145のMagPiMondayに掲載された私のクソ工作。PicoのGPIOからRPi SBCのI2Cの並びを作るだけの基板ですが、コンパクトでナイスなソリューションやん!という、編集からのコメント付きで掲載されています。

この1年でMagPiMondayに掲載されたのは次の通り。最新の11月号も令和6年最新版 PCD8544 HATが紹介されました。かぐらさんのRP2C02ボードも同じく掲載されていて、SMHN勢ダブル掲載です。やったね。

知らん間に載ってることもある

この他に、Issue 139では、唐突にEjectコマンド工作が1/2ページも使って紹介されていました。当然ながら事前連絡はないので、定期購読していないと気づかないやつでした。。。

akkiesoft.hatenablog.jp

Ejectコマンド工作の記事は、大昔に公式ブログ記事になった件からの引用と思いますが、入門や作例はどんなに古くても擦れるということに気付かされた回でした。

www.raspberrypi.com

継続するぞ

ちょうど先月号で定期購読が終わって、次の更新はどうなるのかと思ったら、システムの不具合があったらしく、お詫びで次号が無料になったらしいです。んでもって、手動でrenewしてね♡というメールが迷惑メールに入っていて、ついさっき更新したのですが、それも支払い方法でシステム的に先に進めなくなってしまい、問合わせのメールを出して解決してもらいました。

問合わせのメールも、営業時間内ならわりとすぐ返事が返ってきて、フランクに対応してもらえるので良いです。

ちなみに、年間購読費は85GBPです。日本円だと今は1.7万くらいになって、円安パンチがエグいのですが、月で割れば1,400円くらいと、日本の雑誌とほぼ変わらない水準なので、円安状態でも割高感はありませんでした。

あと、新規の定期購読特典はPico Wでしたが、継続はPiZero 2Wのようでした。エッ、太っ腹すぎんか?年間購読費が実質1.3万円に変わりましたよね(???)。PiZero 2Wって最近は技適の表示どうなってるんだろと思って調べたら、基板裏面にシルクで入ってるっぽいので、これは勝ち確です。本当にありがとうございました。

おわりに

そんなわけでMagPiの年間購読の感想というか、気がつけばただ魅力を伝えるだけの記事だったような気がしますが、そんな感じの話題でした。

いきなり定期購読は大変だと思うので、まずはPDF版をダウンロードして読んでみるのをおすすめします。電子書籍派の方はそのままで、紙で読んでみたい方は次に単号購読をおすすめします。

The MagPi Magazine – Raspberry Pi Press

あと、OSCとかのイベント出展の時には、ブースにも何冊か並べてあるので、気軽に立ち読みしていってくださいね。