あっきぃ日誌

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Raspberry Pi Zero 2 Wリリース&MagPi Issue 111でインタビューが掲載されました

待望の新モデルRaspberry Pi Zero 2 Wがリリースされました。

www.raspberrypi.com

今回はサンプルをお預かりしてましたので、raspi.jpの方でレビュー記事を上げておきました。暗箱にぶちこんで触れる範囲でいろいろ触ったのでこちらもぜひ。

www.raspi.jp

暗箱にミクも入れてしまいました……。

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Zero2の感想はレポートにもところどころ書いていますが、個人的にはもちろん1GB RAM欲しかったりはしましたけど、Zeroは歴史的にModel Aシリーズとの兼ね合いがあるのと、Eben曰くパーツがないしパッケージの物理的に無理なのでしゃあないかなと思いました。ただ、今回は3A+との棲み分けがしやすい(クロックと11acで3A+をとるか、物理サイズとか発熱とかでZero 2 Wをとるか)のとで、比較的バランスの良い内容だったのではないかと思っています。ZeroWと1A+が並行したときは1A+の存在が完全に霞んでいましたからね……。

それと、Zero 2 Wの発熱の抑えられ具合は優秀だと思うので、われこそはZero 2 Wにも容赦なく高負荷を与え続けるぜという方でない限りヒートシンクを買うのは一旦待って良いと思います。ケースはZeroWのものがたいていは流用できます。公式はOK、アクリル2枚で上下に挟むタイプも基本はOKです。ここは物理形状に大きな変更を加えなかった利点が活きています。一方、我らがPimoroniのPiBowは表面実装パーツを縫うように被せるレイヤーがあるため今回も互換性はなしとなっています。が、今回は青系の色でちょっと惹かれる!

Pibow Zero 2 W – Pimoroni

そんな感じでちょう欲しいところなのですが、日本ではいつもの技適のアレがあるので、認証が取得されるまでお預けとなります。KSYさん・スイッチサイエンスさんの通知を受け取るなどしておくと良いでしょう。

MagPi Issue 111

新モデルが出るととりあえずMagPiが同時に発行されるのをすっかり忘れていましたが、MagPi Issue 111が発行されています。

magpi.raspberrypi.com

普段取り上げないのになんでこんなことを書いたかというと、実はインタビューで私が取り上げられました(!)。

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Raspberry Piと出会う前後の話、プラレールの話、US/UKと日本のコミュニティの違いについて回答したものが掲載されています。

コミュニティの違いについては、言われてもなあ(向こうのこともこちらのこともわかんねえ……)と悩みつつ、そっちはスケールのデカい展示とか多いよねー!とか、日本は技適があるから日本で使えるようになるまで時間かかるんだよね!とか、日本のコミュニティはおもちゃになるジャンクパーツを見つけたときの目の輝かせ方がすげーぜといいながらマジョカアイリスLCDの話題を挙げたりしてみました。

いや、まさか「Raspberry Pi Zero 2 Wが発売されたぜ号」で掲載になると思っていなかったので「日本は技適があるから日本で使えるようになるまで時間かかるんだよね!」とか言ってる記事がこの号で載るとか皮肉たっぷりじゃねえかってなっちゃいました……いいぞ。はやく日本の認証を取得するんだ。

MagPiはPDF版なら無料(もしくは任意のカンパで購入)で入手できるのでよければ読んでみてください。物理版も買えます。私は自宅用と一応実家用に1部ずつ購入しました。あと、このタイミングで年間購読すると、技適が通ってないけどZero 2 Wが無料でついてきます。オブジェなどにいかがでしょうか。

声をかけてくれたRob、インタビューの回答を英訳してくれた藤田さん、写真を提供してくれたざぶとんくん、ありがとうございました。

Robーーーー!「知らんなあ」じゃあないんや(ナイスボケ)!😂

Zero2の他に見とくと良いページ(随時更新)