例によってリモート展示ブースやってました。
今回は展示も基本Zoom、違うのでやりたいコミュニティは各々でという方針になり、LibreOffice、東海道らぐ、Ejectコマンドユーザー会(こっそりラズパイも)はJitsiでのブース展示となりました。
また、展示ブースでは15分のミニセッションも設けられ、私は11時から15分ほどの間、リモートブースをやってるJitsiチャンネル上で発表しました。タイトルのとおり、スライドはさっさと済ませて、あとはカメラで実物の稼働の様子を見せるかたちにしました。なので、スライド自体は普通です。家のカーテン開ける様子ってOSC会場じゃなかなか見せにくいですからね。
本当はYoutube Live連携もしておけばよかったような気がするのですが、面倒だったのでパスということにしました。
ブースの方は、Ejectは前回と同様EjectでPokemon Goオートキャッチャー。Raspberry Piの方は、先週久しぶりに出社した際に展示機材を自宅に送ったので、それらを使った展示と、HQcamと、8GB RAM版Pi4も(とくに説明することもなく、ただ置いてただけですが)おいてました。
カメラはiPhone SEでiVcamを使って配信。
さて、HQ Camは購入後初めて使うという感じでしたが、HyperPixel4で画面を見ながら撮影する環境ができたので良かったです。HQCamで撮影したミク。
Jitsiの運用
ある晩にOSC名古屋のスタッフミーティングに呼び出され、Jitsiを社内に立ててOSCにつかいたいとのことだったので、はあはあ、まあ建てるくらいならと安請け合いをしたところ、その後Jitsiに関するサポートやらなんやらまで全部丸投げされてしまい、本来の業務とOSCのサーバーリニューアルの件とOSCサイト運用サポートとこれが並行することに。どのタスクともかかりきりではないものの、来るときはなぜかいっぺんに来るものなのでヒーヒーいいながらやりました。肝心な負荷テストの日に誰も来ず、待っている間に頼んで届いていた宅配ピザが冷めてしまいブチ切れるといった日もありました(結局誰も来なかった)が、結果的には3コミュニティが使っても大した負荷はかからず、重くてどうにもならんという話もなく済んだのは幸いでした。
まあ、負荷が大したことないというのは、1プロセッサとはいえ16コア32スレッドのXeon Goldと96GBのメモリを積んだHPE DL360 Gen10を1台まるまるDockerホストにして、コンテナで上げていたためなので、あとはネットワークさえどうにかなれば余裕という話です。一応会社のネットワークは下り2Gbps上り500Mbpsかなんかだったので、この範囲で収まればOKのハズ、と。
Jitsiはライブレコーディング(YouTube Live連携)用にJibriコンテナを2発用意しましたが、ffmpegがリソースを使い切っている様子はなく、終日を通して10%も使っていなかったようでした。ネットワークの方は、In/Outとも30Mbps前後(Zabbixのグラフでは3Mbpsとかでしたがvnstatというコマンドでは30Mbpsだったのでケタが違うと思ってる)のようでした。メモリは終わっても特に戻らないように見えますが、Availableでは戻ってるように見えたので、キャッシュとして残ってるかなんかと理解しました(合っているかは知らない)。
監視のについても、参加しているスタッフさんから私も監視したいと希望があったので、半日くらいで外部から監視できるページを構築。PythonスクリプトでZabbixのAPIをつついてグラフ画像を保存するスクリプトを作成し、それをDockerコンテナで叩けるようにしたものを作って、Zabbixサーバーがいる社内ネットワーク環境内で5分おきに定期実行。取得した画像はrsyncでJitsiサーバーに別途立てたnginxにおくりこみ、画像を表示するだけのHTMLで表示するという感じにしました。背景のグラデーションがウィンドウサイズによって崩壊するのをどうにかするのにちょっと時間がかかった(そこ?)。
あと、オンライン懇親会の後の分科会になぜかEjectが入っていて、全然聞いてなかったので、夜もJitsiで20人前後をつないで、徐々に人が減りながらも23時くらいまでだべってました。(ほんとはササッと抜けてマイクラする気だった)。
来月はOnline/Do
今後の各地のOSCも引き続きオンライン開催のため、次はOSC2020 Online/Doです。多分まだ参加申込してないけど後でやる。