されました。
いつもどおりraspi.jpで速報しております。
そして、出た瞬間に私が書いて、まずはMastodonで共有するので、私がMastodonにいるうちはTwitterよりもはやく日本語で書かれたraspi.jpの記事に気づけるでしょう。Twitterにも諸々落ち着いた頃に貼りはしてますけど。ああ、どうでもいい話をしたな。
さておき、とりあえずポチポチ。すでにPi4のPibowは全色制覇してしまっており、2つめのRainbowとなりました。Fan SHIMは買い忘れたんですが、そもそもポチった時点では売り切れていました。なお、その後在庫が復活しています。
私は変わりにヨドバシでポチりました。ヨドバシにPimoroni製品があるのはちょっと驚き。
https://www.yodobashi.com/product/100000001004903795/www.yodobashi.com
Raspberry Pi OS
同時に、リリースされた新しいRaspbian……あらためRaspberry Pi OSは、これまでの32bit版とは別に64bit版が新たにテスト版としてForum上で公開されました。
Raspbianはもともとサードパーティのディストリビューションで、Raspberry Pi財団がこれをベースに公式イメージを作成・提供していました。今回テスト版としてリリースされた64bit版ではarm64アーキテクチャ向けのDebianをベースとして作成されており、Raspbianベースではなくなることから、両方ともRaspberry Pi OSという名称にして、推奨OSがわかりやすくなるようにした、ということのようです。
まとめると、Raspberry Pi OS 32bitはこれまで通りRaspbianベースで初代やZeroから今回の8GB RAMモデルまで幅広く使えて、Raspberry Pi OS 64bitはDebianベースでPi3以降の64bit SoC搭載のRaspberry Piで使える、ということになります。
なお、Raspberry Pi OS 64bitのテスト版は動かないものなどがあったりするので、試したい人はフォーラムの注意事項をよく読んでから試すと良いでしょう。また、32bit/64bitともに先日リリースのUSBマスストレージブートのβ版ファームウェアは今回のリリースに含まれていないので、同時にお試ししたい人は別途ベータ版の導入が必要になるでしょう。
また、今回リリースのRaspberry Pi OS自体も色々変更が多く入っているようで、明日のブログでそのあたりの解説があるようです。先にリリースノートをつまみ読みするとこんな感じでした。内部オーディオの構成が変わったようなのは内部オーディオを使っている人はちょっと注意が必要かも知れません。
- MagPiとかのRaspberry Pi Press(出版部門)の雑誌が読める本棚アプリのバンドル
- Raspberry Pi診断アプリの追加
- 内部オーディオ出力が独立したALSAデバイスとして有効化されるようになった
- PDFファイルはChromiumブラウザで開かれるようになった
- Chromiumブラウザ初回起動時にマーケティング的なアンケートが出るようになった
- 各種パッケージのバージョンアップ
- デスクトップ周りの調整各種・バグ修正
- udevルールの調整
- I2C/SPIエイリアスマッピングがより柔軟になった