あっきぃ日誌

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玄関の施錠チェッカー部品を3Dプリント製自作部品に置き換える

春頃に作った、玄関の施錠チェッカーの近況です。

akkiesoft.hatenablog.jp

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セロハンテープは弱い(当たり前)

しばらく安定して稼働していたのですが、テグスの通り道に一部セロハンテープ固定を使用していたため、これが劣化して剥がれてしまいました。この写真の、穴の上下にいるパイプとテープ固定のやつですね。

逆に言うと半年もったので御の字ではあるのですが、まだ運用を継続していきたいので、セロハンテープに頼らないように、ネオジム磁石と3Dプリント工作を使用したケーブルガイドを作成しました。

まずはこいつ。外側の溝にテグスを通してカーブさせるパーツです。くぼみのところにネオジム磁石を何らかの方法で接着して、ドアにペシッと貼り付ける作戦。接着はホットボンドになりましたが、ホットボンドもまた劣化して剥がれやすいので、剥がれたら都度補修のプランです。ホントは接着に頼らないモデルも考えたのですが、なんかうまく作れなかったのでこれで妥協。

もう一つは、なくても大丈夫なやつだったのですが、シューズボックスに行くカーブ向けのパーツ。こちらは磁石がつかない木材が相手で、接着も下手にすると塗装を剥がしそうで怖かったのですが、テグスの張力だけで抑えが効いて、滑りも問題なさそうだったので、ノー接着で設置となりました。

ここですね。


社の新3Dプリンター

ぶちょうの手が滑り、社に新しい3Dプリンター、Bambu Lab P1Sがもたらされました。フィラメントも色々用意してもらったので、ちょっと薄めの黄色のやつでプリントしてみました。

リプレース前はAdventurer3 Proでしたが、3Dプリンター、数年で進化しすぎやろ……早いし、きれいだしで、おったまげです。

そうしてたった数分ででてきたのがこちら。元々小さいブツではあるものの、あっという間の出力である。

いわく、このフィラメントは蛍光がどうとからしく、もしやと思って暗いところに持ち込むと……ち、蓄光ーーー!!!蓄光のいろんな物体が3Dプリントできるのすごすぎるだろ……これでラズピッピっぽい工作作りたくなってきたな!


設置

帰宅して設置作業にかかります。まずはマグネットを接着。最初は両面テープを試しましたが、秒殺すぎてホットボンドになりました。なお、ホットボンドも無意味に蓄光が使用されました。

そして設置。このときは下の方の置き換えを忘れていたので、上だけ施工されました。

そしてシューズボックスに曲がるカーブのパーツ。無接着でテグスに押さえつけられる格好で固定できてラッキーでした。

後はテグスの張りを調整して完成です。マグネットがずれる心配を少ししていましたが、今のところクリティカルな問題にはなっていないようなのでヨシですね。

玄関先ではそこまで長時間照明をつけることがないので、意図的に光を浴びせないと拝めませんが、蓄光もちゃんと機能します。そして、ここが光ってどうするんだという話はあります。

後日、下側も置き換えた様子。こちらは蓄光じゃないふつうの緑フィラメントになりましたが、光らなくていいので何でもよし。


まとめ

セロハンテープという不安定な要素を3Dプリントのパーツで置き換えて、玄関のドア施錠チェッカーを安定化させました。

ほんとは、シューズボックスに置いているシステム側を、PCBを起こしたり、3Dプリントケースに収めたりして小型化して、ドア枠に貼り付けるくらいまでやりたい気もするんですが、ここ数ヶ月は多忙で手が回らなかったので、一旦雑パーツでごまかしました。来年やれたらやる(やらないフラグだな……?)

ところで、最初に設置してからまだ一度もリチウム電池(17500型)を充電していないのですが、全然稼働していますね……。ESP32C3強いな。C6にしたらもっと電力を減らせるわけで、C3/C6系強すぎるよなー。玄関周りはESP32C3があいかわらず幅をきかせています。