ラズピッピAC7日目です。OSC会場から雑にお送りいたします。
Compute Moduleの公式IOボードはオープンソースハードウェア
見出しのとおりです。Compute Moduleの公式IOボードはKiCadで設計されており、KiCad形式のデータが公開されています。
CM5向けはこちらです。KiCadで開いて、すきにいじれます。
CM4向けも元々公開されていてはこちらにあります。
cm4io/CM4IO-KiCAD.zip は 販売されているやつのはずですが、cm4io/CM4IOUSB3-KiCAD.zipはたぶん販売されていないんじゃないかと思います。
Raspberry Pi とKiCad
2022年の記事で、Raspberry Piから5000ドル寄付をしたり、Pi4での動作がサポートされたりしています。この中でCM4 IOボードや、Pico関連の基板設計データの公開について触れられています。
CM5でも引き続きKiCadが使われたようで、同じくデータが公開されています。IOボードの製品写真にもMade with KiCadのロゴが印刷されていますね。
IOボードを自作したい
いちおう3年くらいKiCadでクソ基板を作ってきたので、なんかそろそろCM5のIOボード作れたりしないかなあと思って、基板データをいじってみています。コミケの準備で時間がないのでちょっとしか触れていないですが、配線だけ頑張ればなんか行けそうかも……いや、配線が一番たいへんじゃねっていう説があります。あと、4層基板なので、やるとしたら多層基板も新チャレンジになりそうです。
いま思い描いているのは3A+くらいのサイズ感のやつ。機能もそれっぽいくらいを考えています。理想はHyperPixel4 Squareをトイレで運用するために使えればって思っていますが、トイレで使っているやつは今のバージョンで使えないので、そこが悩みです。まあでも小さいCM5向けIOボードがほしいですね。上のやつは横幅だけ揃えて、高さは未調整の状態。HDMIの配線が一番大変そうという感触です。何なら略しても良いかも。
というわけで、公式IOボードはオープンソースハードウェアですよという小ネタでした。ちなみに、CM5はSeeedから発送されて1週間になりましたが、中国郵政のところで詰まっている模様で、まだ届いていません。かなぴ。