会社のSlackでこの記事を見て、iPadがUVCキャプチャに対応していることを知り、iPad OSを17にしました。
早速、先日買ったUSB-HDMIキャプチャをiPad miniに接続して、Raspberry Piのデスクトップ画面を表示。普通に使えるやん……!ここしばらくはRPi OS Bookwormのテストとかもあってモバイルモニターをデスクの横に常設していたのですが、これで不足はないので、モバイルモニターは片付けても良さそうですね。よく考えたらMacにUSB-HDMIキャプチャを繋いでも良いんだなと気づきましたが、まあええやん。
これを知った日は、ちょうど客先のデータセンターでサーバーにディスプレイをつなぐ必要があった日で、じゃあVGA変換があればモバイルモニターより軽量にiPadを持ち歩けるじゃん!と期待して、大昔に買ったHDMI-VGA変換を引っ張り出したのですが、これはHDMI to VGAであって、VGA to HDMIではなく、あえなく撃沈。モバイルモニターを持って作業にでかけました。
VGA to HDMIというものも世の中には存在しており、アリエクで500円もしないで買えたので、失敗しても良いやの精神で購入しました。
https://ja.aliexpress.com/item/1005003433149398.html
そしてそれが先ほど着弾。別のアリエクのストアで購入したカメラモジュールが途中で合流して、梱包が合体したものがAliexpress Standard Shippingになった(経験的にはたしか2回目)んですが、どういう仕組みなんでしょうね🤔ちょっと配達が早くなる気がするのでありがたくはあるのですが気になる。
さておき早速お試し。接続経路は、iPad→USB-Cのドック→USB-HDMIキャプチャ→VGA to HDMIキャプチャ→サーバーと言う、もはやカオスな構成。アダプターにはMicroUSBで給電が必要なようなので、USBのドックに一緒に接続しました。
サーバーにアダプターを差し込み、サーバーを起動すると……でたー!!!
そもそもこうしてUSBでキャプチャできるところのメリットとして、録画がアホほど簡単という点があるので、サーバーの障害対応中に一瞬しか出ないメッセージを見たい時に、iPadのアプリのキャプチャボタン押して録りながら起動だとか、作業自体をまるごと動画に録って後で記録を作るとか、そう言う使い方ができそうですね。
iPadではなく作業端末に繋げば、iPadはいらないしOBSあたりでキャプチャできるという見方もできますが、サーバーの操作にUSBキーボード・マウスが必要なところは変わらないので、なんとなく誤爆しそう(作業端末のキーボードをうっかり触りそう)と思うと、iPadくらい持って行っても良いような気もしています。ここは人によりけりでしょうか。
もっと言うと、「データセンターに行くような人間はもはや少ないのでは」と言われればそのような気もしますが、少なくとも私はまだ行くような仕事があるので、今度からサーバー作業のときはこいつを作業バッグに詰めて行こうと思っています。