AliExpressをボケーッと眺めていたら、WaveShareからRaspberry Pi Compute Module 4用のIOボードが出ていることに気づきました。たぶんModel Bサイズのボードで、必要なポート類は一通り出ており、裏面にはM.2スロットを搭載という、完全に「私が欲しかったもの」的なやつでした。
というわけで迷いなく購入。今回初めてWaveShareから直接注文してみました。追跡付き送料6ドルを選択して、1週間弱で届きました。
表面。配置こそ若干異なりますが、GPIO、LAN、USBあたりは基本的にModel Bっぽい配置になっています。CSIポートが2つ出ているので、複眼カメラっぽいこともできそうなのが良いですね。HDMIも標準サイズで装備されているので変換なしで使えるのが良いです。一方でPoEピンは省略されています。まあPoEを使う機会は無いか少ないので問題はありません。
裏面。M.2スロットとRTC用のバッテリーホルダーが目立ちます。これらの厚みがあるため、HAT用の穴にはスペーサーがつけられていて、おいたときにパーツ類が触れないように配慮されています。MicroSDが通常のRaspberry Piと同じ場所に用意されているほか、もうひとつのHDMIポートとUSBポート2つ分がリボンケーブルで取り出せるようになっています。USBはハブチップ(M.2スロットとRTCバッテリーホルダーの中間にあるIC)があり、そこで4ポートに増えているようです。M.2スロットは2230と2242に対応しており、ネジが2つ付属しています。
さて、CM4とNVMe SSDを移していきますが、前にブログに書いたあと、もう1つ2230サイズのNVMe SSDをポチっていたので、今回はそれを載せていきます。
移す前の比較の図。SSDタワーがなくなると思うと胸アツ。
SSDタワーを解体して、WaveShareのIOボードの裏に装着します。
CM4も移して完了。
通電。そういえば電源はUSB Type-Cです。公式IOボードは12V丸DCなのでここも扱いやすくなってありがたいところですね。ただ、LEDがクソ眩しい……もう少し控えめな方が嬉しいですね。
うごいてしまえばあとはふつうにラズピッピなので、性能等々はこれまでの記事で書いたとおりでしょう。