3月にWaveShareのCM4向けのIOボード「CM4-NANO-A」を買ってレビューしました。
これを書いたわりとすぐ後に「CM4-NANO-B」が登場して、LANポート・HDMIポート・DSIポート・3.5mmオーディオが追加されたフル仕様だったので、大変悔しい思いをしつつ我慢していましたが、ついに我慢しきれずにポチってしまいました……!
さっそくAとBを並べて比較するとこんな感じ。
GPIOはAと同じく、ピンヘッダーが付属していて任意で取り付けになっていますが、今回は実装せずに使うつもりです。
ポート類は上下左右全部から出ていますが、ヘッドレスで最低限必要になる電源・SD・LANが下側にまとまっているのは、ケーブルの取り回しの観点から大変ポイントが高いと感じました。次いで必要になりそうなUSB・HDMIは上側に実装されています。HDMIはPiZeroでおなじみMiniHDMIポートです。左側には3.5mmポートとブート切り替えスイッチがありますが、3.5mmは流石にいらんかった気もします。右のKEYボタンはわからなくてWikiを見たら、GPIO21に接続されていてユーザーが好きに使えるボタンとのこと。ていねいだなあ。
裏面にはSDカードスロットがあります。スロットはカチカチとロックしないタイプですが、ちょうどUSB-C電源コネクタの裏にスロットがあるので、通電中は抜けないようになっています。頭いい……けど、電源の熱とかでカードがやられないかはやや心配なところです。あと、LANポートがよく見ると高さを抑えるために基板内にめり込むような形になってるんですよね。これもまたすごい。
CM4をAモデルからBモデルに載せ替えて撮影。もう最高じゃん……。
電源とLANをつないでヘッドレスな状態で起動した様子。美しい……。
まあ、そうは言っても、なにか常時稼働させるプランは今のところないのですが、CM4-NANO-BはAよりも断然夢のあるボードに仕上がってると思いました。CM4の無線なしモデルに合わせるIOボードは、これなら間違いなしって感じです。
よーし、Aに続いてケース設計やっちゃうぞー!