Pimoroni新製品にはめっぽう弱いのでSpeaker pHATも購入しました(出オチ)。
ちょい前にpHAT DACを買ってOSCでデモをしていましたが、スピーカーがしょぼくてかつアンプもないので耳にくっつけないと聞こえないという感じで、最近は静態展示状態でした。しかし、Speaker pHATは文字通りスピーカーモジュールで、DAC+スピーカーになんとアンプまでついて、鳴り物のデモをするには最高のアイテム、というわけです。
これがSpeaker pHAT。あ、これ懐かしい感じのやつだ。文字の上の少しスケたところは裏に白色LEDがついていて、それ用のセットアップスクリプトをぶん回すと音量に合わせて光るレベルメーターになります。
裏面。スピーカーはネジ止めして、リード線を基盤とスピーカーに繋ぐやり方です。
組み立てはもちろん全部自分でやるので、いつものGPIO40ピンと、スピーカーの取付け、そしてリード線はんだ付けとこなしていきます。
セットアップは先述の通り、スクリプトでイケるようになっているので心配無用です。が、Raspbian Liteを使っている人は先にpython-pipを入れといてください。
あとはaplayとかで再生すると、レベルメーターがピカピカしながらスピーカーから音が流れます。う~~んカッコイイ。
Speaker pHATかっこよすぎてあせる… pic.twitter.com/0IkjIlQJaA
— Ejectコマンド工作工事担任者 (@Akkiesoft) 2017年2月2日
(再生してるのは 【ミクリンレン】 PURE GUM/ガム 【高画質うpテスト】 by でんきのヤジマ - ニコニコ動画)
デモはpHAT DACでやっていたShairport-Syncをそのまま引き継ぎ……と思ったらなんかすごいつまづいて、解決するまでに結構時間がかかった……。DAC自体は48,000HzなんだけれどShairport-Syncは44,100Hzなので合わなくて再生されないというもの。/etc/asound.confにrate 44100の1行を追加したら解決しました。
pcm.dmixer { type dmix ipc_key 1024 ipc_perm 0666 slave.pcm 'hw:0,0' slave { rate 44100 ←この行を追加 period_time 0 period_size 1024 buffer_size 8192 } : :
Shairport-Syncの構築自体はいくつかブログに書かれているモノと同じく、Githubからクローンしたあとコンパイルして設定をちょろっと書くというものですが、設定ファイルは/etc/shairport-sync.confではなく/usr/local/etc/shairport-sync.confでした。
ShairportからShairport Syncに乗り換える | count0.org
pHAT DACはしばし展示機材から外れてもらって、1B+とSpeaker pHATの組み合わせで行こうと思います。PiBowのトッププレイヤーを外さないとうまく組み合わないんだけど、まあいいかなと思って外しました。よーし早速今週末のOSC浜名湖で出してくるぞー。