自宅の常設Raspberry Piの台数が微妙に増えてきたので、まとめられそうなやつはまとめることにしました。作ってヒョイッと置けば稼働開始する手軽さがラズピッピの良さなのですが、調子に乗ると台数が増えて電気代も若干かかってきそうな気がするのがアレです。
先日は、外の温湿度気圧を計測していたPiZeroをカーテンEject環境に統合しました。カーテンEjectは毎朝6時にEjectするだけで他に何もしてませんからね。こいつにネットワークを与える代わりに外の気象データ取得もやってもらいました。
BME280はI2Cでやるので4ピンあればいけます。ケーブルを外出ししても良いですが、ドライブ(IDE)にはアナログオーディオ用の4ピン端子が背面にあったので、これをI2Cポートにしてしまいました。
基板から4ピンを切って浮かしてヘッダーケーブルをはんだ付け。フレームと干渉するのでニッパーでジョキジョキ切りとります。そしてラズピッピに接続。
あとは背面から長めのヘッダーケーブルをガッと這わせて終わり。1台減りました。OSCの展示に回すことができます。
そして今回は、エアコンと部屋の照明のリモート操作環境と、pHAT DAC環境をまとめました。pHAT DAC環境はSpeaker pHATと差し替えて自宅常用かつOSCデモ用と言う忙しいやつだったのですが、やはり差し替えて持っていくのが面倒というか、持っていき忘れると展示できないということになるので、家から出ないリモート操作環境に統合しました。pHAT DAC環境もPiZeroで、MacとOTG Ethernetモード接続していたのですが、これだとMacと1:1接続になる点と、スループからの復帰で見えなくなる点の2つのデメリットも統合によって解消されました。枕元からアイパッヨで再生もできる。最高。
リモート操作環境はすでにボードっぽいもので色々と作り込まれていたのですが、自作なので何をしても別に良いので、I2Sポートを追加して差し込めるようにします。赤外線受光部も学習時以外使わなくてI2Sポートとかぶるので取り外します。取り外せる構造にしていてよかった。
あとはpHAT DACをヘッダーケーブルでぶすぶす接続しておしまい。
先述の通り、赤外線受光部のためにlircがGPIO18を使っているので、適当に回避しないと衝突してDACが認識できないので、lirc側をどうにかします。/boot/config.txtを書き換え。GPIO27あたりでも見るようにしときます。
# 27 is dummy dtoverlay=lirc-rpi,gpio_in_pin=27
あと/etc/modulesにも書いてあったので同じく。
#lirc_rpi gpio_in_pin=18 gpio_out_pin=17 # 27 is dummy lirc_rpi gpi_in_pin=27 gpio_out_pin=17
これであとは通常通りpHAT DACをセットアップしてshairport-syncをぶち込めば統合完了です。
ぜんぜん関係ないところで、リモート操作環境をついでに(JessieからStretchにはかえずに)アップデートしたら、エアぴっぴで使用していたWebIOPiが使えなくなってしまいました。ググっても同様の症状が確認できて野良パッチも見当たらなさそうなので、WebIOPiの使用をやめることにしました。ある程度テストが済んだらリポジトリも更新しておきます。どうせ誰も使っとらんと思うけど。
というわけで、2台のPiZeroが開放されて、常設のラズピッピは4台になりました。設置位置の関係でこれ以上はまとめられない感じです。開放されたぶんはOSCの機材箱に入れっぱなしにしても大丈夫になりましたが、機材箱もいっぱいでモノが入り切らなくなってるんだよなあ……。なやましい。