OTP表示機の続き。
前回の最後に書いた自作Breakout Gardenモジュール「ボタン」が届きました。
シルクの文字が思ったより小さく、「ボタン」が「ホタン」になったり文字が潰れて読めなくなっていたりはしているものの、パッと見は問題なさそうです。スロットにもひとまずはまりましたが、実際に押して見ないとわからんので、まずはボタンをつけます。
ボタンは、PimoroniのButton SHIMと同型の、表面実装タイプのボタンです。以前Button SHIMのボタンが壊れて、AliExpressからボタンを買って補修したときに余った部材を使い切ることを考えて、これを採用しました。ボタンは9個なので、全部つけても4つ余りますね。まだ作れる。
ボタンを付けたので早速動作確認!……ン!動かない!(おわり)。少し浮かせると反応するようになったので、せにもらすらみにのブレイクアウトと比べてみたところ、差し込み部分が0.5mmくらい長過ぎたようでした。あと、スルーホールのサイズのことを忘れてデフォルト値にしていたので、一般的なスルーホールより小さくなっていました。これのせいやん。。
長さが足りないなら板を削れば済んだのですが、長すぎる方なので何かを付け足すのはなかなか難易度が高いです。ひとまずホットボンドで付け足してみました。
あらためて動作確認。これで動くようになったので、改良版を作るまではこれで運用ですね。
交換前のボタンと比較。パッチは必要になったものの、大変スッキリしました。うれしい。
さて、Breakout Garden向けとしては失敗基板となってしまったのですが、回路自体は正常なので、ピンソケットを使えばRaspberry Piに直接挿して使えるボタンとして使えます。板は3.3V, SDA, SCLのパターンには接続しておらず、INTとGNDが刺さる任意の位置に差し替えて使えるので、なんかちょっとボタンがほしいときには使える……?かもしれません。
改良版基板はもう作成し終わっていて、他のTinyPicoKeyとかとまとめて発注しようと思っているので、出来上がったらまたブログに書こうかと思いますー。