Raspberry Pi Advent Calendar 2021 16日目です。
試作が終わったらブレッドボードから退場いただく
これの続き。
前回はまあなんとなくいい感じに動いてZabbixに送るところまでできました。
1日分データが取れるとこんな感じで変化が見られて良いですね。いやこれ、親メダカの水温もちゃんとログ取っておこうかな……。
ブレッドボードのまま運用しても良いと言えば良いですが、あくまで試作のためのボードですし、なによりオス-オスのピンヘッダーケーブルが枯渇してしまったので、継続して使うならユニバーサル基板かなんかに移動したほうが良いですね。
やっていき
Tiny2040がW5500モジュールよりも一回り小さいので、モジュールの足の間に収められそうではあるのですが、高さ調節のためにTiny2040のピンヘッダー付け替えはやりたくないので、ユニバーサル基板を挟むような形で表裏にそれぞれ配置する方法にしてみました。こ、こうかね?
ピンソケットは最近マイブームのロープロファイルで実装。エナメル線で配線して板は完成です。
コンパクトに収まってるようで収まってないような気がしますが、ケーブルが出る向きは揃えてあります。センサーのケーブルもLANポートと板の間を通せば引き出せますね。
さて、W5500モジュールとOLEDのピンヘッダーは付け替えてもいいというか、どちらも出荷時に結構曲がって付けられていて見栄えが良くなかったので、取り外してロープロファイルピンヘッダーに置き換えました。置き換え後はLANモジュールの高さが抑えられたことで全体の高さが減りました。こうなるとTiny2040もやりたい気持ちになりますが、家の中では唯一普通のピンがついているTiny2040で、これを変えると使い回しが難しくなるのでやめておきます。。
完成
というわけで、一旦はこんな感じで完成です。飽きるまでは水温計として運用しようと思っています。
WIZnetさまが見てる
そういえば、12/3の記事を貼ったらTwitterでLANモジュールのチップ製造元であるWIZnetのアカウントにRTされていたのは見ていたのですが、昨日突然メールで「WIZnetとPicoの組み合わせで作品コンテストに出しませんか」みたいなメールマガジンぽいのが来ておしっこちびるかと思いました。メール登録もしてないのに急によこすな感があります。Githubあたりでメールアドレスを拾ったんでしょうかね。まあいいんだけども……。ちなみに、応募するとWIZnetのEthernet HATかRP2040付きボードがもらえる上、入賞すると1500ドル〜5000ドル(!?)のギフト券がもらえるのだとか。ここまで書いてURLは貼らないんですけども(回し者ではないので)。
あと、12/3の動作確認に毛が生えたような記事が機械翻訳にかけられてWIZnetのブログに転載されていて、それもワロタ。まあいいんだけども……wコンテストもまあこっから辿れるっぽいですね。