今年の年始あたりは妙に細長い変態解像度のディスプレイが流行りました。一つは私も首を突っ込んでラズピッピで動かしてキャッキャしたマジョカアイリスLCDでした。そういやもう引き出しで肥やしになっておるな…(あかん)。
もう一つ、ツイ廃向けとも言われる縦長ディスプレイも年始あたりに流行っていて、価格的なアレもあり当時はスルーしていましたが、この記事はそれをいよいよポチってしまった話です。
ポチったのはAliExpressで販売されていた、wisecoの8.8インチHDMIディスプレイ。解像度は1920x480という変態ぶりです。価格は86.9ドル。だいたい9000円ちょいでしょうか。送料無料ですてきやん。タッチパネル付きはもう少しいいお値段になる模様。
そして先日無事に到着。LCDの輸入はiPadのパネル輸入で大失敗した過去があるのでドキドキでしたが、無事動作しました。日本とかで話題になっているやつはキットみたいな感じでパネルと基板がむき出しになっていたりするようです?が、私がポチったのはきちんと筐体に入ったものをえらびました。
ラズピッピにつなぐとこんな感じ。デフォルトがケーブルを下向きにした縦方向になっています。なお、ディスプレイ側はMiniHDMI端子になっているので、変換アダプターが必須です。PiZeroがMiniHDMIなので、まあ持ってない人はそんなにいないでしょう。
ディスプレイの設定ツールで横向きにも変更できます。
一方でMacの場合は、そのままでは正しい解像度が認識されず、うまく表示ができません。ディスプレイの設定画面でOptionキーを押しながら「変更」をクリックすると「480 x 1920」が選べるようになるので、これを選択すると表示できるようになりました。
これでMacでも縦長ディスプレイ。
そして、ツイ廃的使用の図。ツイッターではなくMastodonです。
あとはまあ…これをどう常用にしていくかだと思うんですが、背面にはVESAっぽそうなネジ穴があるので、これをうまく使ってどこかに引っ掛ける、とかでしょうかね。あと、スピーカーっぽいのがついているのを忘れてました。Macで試したらたしかに音が出ましたが、音量がOS側で調整できない上に爆音なので、ブラウザの動画埋め込みについてるボリュームとかで調整が必要でした。音質は地味に悪くなくてワロタ。
これは面白かったです。
NVMeケースのおかわりも
NVMeケースの2個目も同じくAliExpressでポチりました。これは送料込み1500円弱、たぶん。以前のケースはMacのバックアップSSDに転用したので、ラズピッピ用だったSSDを引き続き使うための追加です。
以前のと比べるとシャーシが欠けてたりマジで文字が入ってたり(ださい)、付属のケーブルが不良だったりとイマイチですが、肝心の変換は問題なかったので良しとします。変換のチップはRealtek 9210Bの模様。お初です。
ななてるさんの「天才科学者たちが最高のロボットを作った漫画」のシールをペタペタ張ってデコりました。かわいいのでおすすめ。