とくに狙ってたわけではないのですが、12月中旬のCM4検証まつりをしてた頃にAliExpressでポチポチしていたブツが大晦日と元日に1つずつ着弾したので、新年早々触ってたハナシです。AliExpressのブツってこう言うタイミングでも配達されるのね……!ありがとう郵便局。
USB3.0拡張ボード
Raspberry Pi 4で採用されているPCIe-USB3.0チップのVL805が使用されている、USB3.0拡張ボードです。DIEWU製でUSB3.0ポートが4つついています。これは大晦日着弾。
ボードの隅に4ピン電源がありますが、オプションではなく必須のようで、電源を供給しないと使えませんでした。また、電源を入れる前にストレージを接続して起動しても、CM4がストレージが認識できずブートしないようなので、起動してからストレージを接続する必要がありました。逆に言えばそのくらいで、4ポート分を5Gbpsで接続できますし、USB-MSDブートも可能です。4ポートフルフルで使うのは試してませんというかどうやればいいもんか。4つ分USB-GbEアダプターさしてiPerf3でもする?
NVMe SSD to USB3.1エンクロージャ
NVMeをPCIeに変換してテストしてたあたりで、テスト用のNVMe SSDが欲しくなってSamsungのPM981をメリカリでポチポチしたんですが(これはPCIe接続しても安定して使えず、Samsungならなんでも安定してOKというわけではなさそう?)、テスト時以外はPCIeの姿で使うことはなさそうなので、USBストレージとして使えるエンクロージャを買いました。これは今日の昼過ぎに着弾。
アルミのケースは色はシルバー・ブラック・ブルーから選べて、見た目もおしゃれなのに12ドル弱+送料数百円という手頃さ。アキバだとパッとしない見た目のやつが3000円〜5000円だったりするので、コロナ云々を抜きにしてもアキバにPC周辺機器を買いに行く用事は減りましたな……。
ちなみに、ググってたらAmazon.co.jpに全く同じものが出てきましたが価格は約3倍の3500円ほどでした。やべーわね。
で、NVMe SSD to USB3.1エンクロージャはこんなかんじです。青の塗りが縁だけちょっと甘かったというのはあったにはありましたがそんなことはどうでもよく、12ドルのわりにはドライバーとか予備のネジとか放熱シールが3枚とかが入っており、だいぶ親切な付属内容です。あとUSB3.0 Type-A to Type-Cのケーブルって地味にそんなに売られてなくて、あってもいいお値段(下手すると1000円とか行くような?)するので、これが付属するのもすごいなと思います。
変換のチップはASMediaの2362。
ASMediaの製品ページを見ると、出せるやつにつないだら10Gbps出るんでしょうか。12ドルでこれはパネっすね。
ASM2362 is an ASMedia first generation PCI Express(downstream port) to USB3.1(UFP) bridge, featuring interface of PCI Express Gen3 x2 and one USB3.1 Gen2 device port, providing high bandwidth up to 10Gbps between PCI Express Gen3 x2 bus and USB 3.1 SuperSpeedPlus bus.
https://www.asmedia.com.tw/eng/e_show_products.php?cate_index=195&item=196
NVMe SSDを取り付け。
Raspberry Pi OSを書き込み、パーティションをいじっていつものUSBメモリ部分も作ってやりつつ、先のUSB3.0拡張ボードで起動テスト。無事に動きました。ケーブルは前に買った短いやつを使ってますが、付属のやつでもちゃんと使えました。えらい。
発熱はまあまああるのですが、放熱シールなしでもアルミケースから放熱されているようなので大丈夫?そうな気がしました。手に持つとカイロ代わりにちょうど良い温度です。
あと、これをMastodonに張ってたらプラレールっぽいといわれ、並べてみたらたしかに似てました。