あっきぃ日誌

鉄道ブログのような技術系ブログのようななにか

TinyPicoTrio

昨年、TinyPicoKeyを3つ並べられるTinyPicoTrioを手作りしました。

akkiesoft.hatenablog.jp

これをいよいよ基板設計して、今朝到着しました。

形状は凸っぽい感じになりました。そのまま凸にしても良かったのですが、なんとなくカーブを付けて遊びたくなったのでこんな形状になっています。あと、キー数をもっと増やしてみても良いかなとも思いましたが、今回は3キーのままとしました。もっと欲しくなったらまた作るだけですね。

さっそく組み立て。TinyPicoKeyは律儀に8ピンx2列の穴を用意していましたが、キー自体は2ピンしか使わないので、TinyPicoTrioでは四隅2ピンずつの8ピンだけ穴を用意して、必要なピンソケットの数を削減しました。ピンソケットは意外といいお値段しますしね。

TinyPicoKeyとTiny2040を搭載するとこんなかんじ。裏面は適当にゴム足を貼り付けましたが、将来的にケースを作りたくなった時とかを想定して、基板に3ヶ所穴を用意してあります。

配線はGP4〜GP6にして、GP6は1キーとして使うときと共通としました。ボタンを押したまま接続して、boot.pyでストレージ無効化を阻止する動作がどちらの場合でもできるので、便利かなと思っています。

ちょっと遊んでみた要素として、キーをひっくり返して搭載することが可能です。写真では真ん中をひっくり返していますが、左右のキーも同じ用にひっくり返せます。指の置き方に合わせて好きな向きにできます。

半年ちょっとぶりにKiCadを触ったので色々忘れていてアレでしたけど、思い出したあとはサクサクと作れた感があります。が、シルク印刷の代わりに文字をソルダーペーストにしてキラキラにさせようと欲張ってみたら、やり方をわかっておらず、基板の地の色になってしまい、やや失敗しました……。MaskとCuを重ねて配置するのが正解だったっぽいです。続けて別の基板を作っていた時に気づきました。こっちの基板も届いたらまたブログにしたいと思います。