なんとなくGPSで遊びたくなって、立て続けにGPSモジュール系をポチポチしていました。
まずはAliExpressあたりで雑にポチっていたGY-NEO6MV2というモジュールで3.7ドル。シリアル接続でかんたんに扱えるとのこと。
次にPimoroniのPA1010D GPS Breakout。Breakout GardenにさせるI2Cタイプのモジュールで、発売された手のモジュールでした。同時期に発売されたRGB Encoder Breakoutも合わせてポチポチしていました。
PA1010D GPS Breakout – Pimoroni
RGB Encoder Breakout – Pimoroni
ロータリーエンコーダーは回すとコリコリした触感が気持ちよくてフィジェットに最適(は?)。PA1010Dは右側のやつです。コンパクト。
で、肝心の測位結果ですが……なんと、どちらも自宅内では位置情報を拾えず、ベランダもNGという結果。かなしい。これらのGPSは外に出てGPS衛星を3つ以上見つけないと座標を取得できないらしく、届きにくい自宅ないなどでは難しいとのこと。ケータイはAGPSというネットワークを補助的に用いて位置情報を得る仕組みがあるので、ああいうのとは違うんだとか(いずれもFbのコメントより)。
GY-NEO6MV2は未検証ですが、PA1010DはさすがのBreakout Gardenということで気軽に持ち歩けるので、サンプルスクリプトをベースに、同じくBreakout Gardenに差し込めるSPIディスプレイに座標を表示するものを適当にこしらえて、外に持ち出しました。
買ってすぐに試しもしたのですが、夜でまともに写真が取れていなかったので、今日の長津田散歩で改めて測定しました。ディスプレイに出ているのは、サンプルスクリプトで出力されるデータ。全部収まるように詰め込んでいるので文字が小さいですが、2行目が(左から順に)経度・緯度です。また、位置を測位できているときはモジュールについている緑色のLEDが点滅します。
写真を撮影したのはこの場所。知ってる人は知ってる長津田検車区の奥の方です。
作り込みが適当すぎるので、この緯度経度の値を人力で読み取ってGoogle Mapsに食わせて検索します。するとこんな感じ。写真を撮ってから少し歩いたので現在位置がずれていますが、写真を撮影した場所はほとんどズレなしです(ホントは道路の端で撮影)。
というわけで、PimoroniのPA1010Dは、屋外では問題なく使えることが確認できました。残るはGY-NEO6MV2。こちらはケーブル接続やらなんやらして持ち歩きになるのでハードルが高めですが、飽きる前にやってしまいたいところです。
また、こいつらを使ってチャリ散歩とか用にGPSロガーの自作とかができると楽しいかなあと思っているところです。これもそのうちに。。