ここまで来ると自分でも「なんで赤外線学習やらないんだろう」と思うほどなんですが、おなじみ激安の汎用エアコン用リモコン「K-1028E」にRaspberry Pi Zeroを内蔵してみました。あたまおかしい
表の見た目は本体の横になんかはみ出してる程度のものですが、裏返して電池のふたを開ければなんとRaspberry Pi Zeroが、と言う感じです。電池ボックス部分のシャーシを加工して無理やり詰め込みました。
Zeroの構成自体はエアぴっぴ(https://github.com/Akkiesoft/airpippi)に合わせたいつものフォトカプラー1コと温度センサーだけです。なので、電源ボタンしか押せないのもいつもどおりです。
欠点としては、リモコンの電源もRPiから取るようになったので、電源を抜いて挿し直すとメーカーコード設定が吹っ飛びます。10秒ちょいはコンデンサーのおかげで保つみたいですが。あと、温度センサーをさせるようにピンヘッダを生やしたので、凶器みたいになりました。ここはふつうオスメス逆にするかなんかするだろ……(?)
というわけでなんとなく作ってしまったんですが、Zeroが出た当初から頭のなかにアイデアとして浮かんではいたので、ちゃんと実現できて良かったです。OSCでデモ用に使ったり、地方に出た時のホテルのエアコンに対して使ったりしようかと思っています。タイマー操作(夜中の暑いor寒い時に少しだけ付ける運用みたいなの)に慣れると本当に便利なので……。
ちなみに、本体のボタンはもちろんそのまま使えます。K-1028Eの謎機能であるLEDライト機能もご覧のとおりです。
各社共通1000種対応 エアコン用ユニバーサルマルチリモコン 自動検索機能も搭載!!-520012 K-1028E
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あと、K-1028Eにも偽物?がいて、購入したら初めて届いたGNW版で作ろうとしたものの、ボタン回路をハックするためのパターンが無くて加工にも失敗し、結局GNW版を捨ててCHUNGHOP版を買い直しました。が、どこから買えばCHUNGHOP版かどうかがわからんので、ギャンブルっぽい気がします……。