Raspberry PiとEjectのネタを組み合わせたら両方のカレンダーを埋められる!と考えたわけではないのですが、組み合わさっちゃったので両方の6日目です。
Raspberry Pi Zeroが届いて、とりあえずいろいろ動かしてみたわけですが、届いた日に軽く動かしてわかったことは以下のとおりでした。
- 他のRaspberry Piのモデルで作った既存環境をZeroで使う場合、あらかじめカーネルのアップデートが必要
- 同じく既存環境を使う場合で、NOOBSを使用してインストールした場合、NOOBSのカーネルアップデートも必要
- NOOBSだけアップデートしたら、SETTINGSパーティションの中身がどうとか言われたのできびしい
- アップデート済みの/bootの中身をごっそり/RECOVERYにコピーするととりあえず起動します。NOOBSなくなるけど。
あと、Raspberry Pi Zeroのインターフェイスは基本的に変換が必要になります。MiniHDMI-HDMIアダプタ、MicroUSB-USBアダプタ、この2つですね。後者に関してはスマホとかのOTGケーブルが利用できます。
で、無線LANドングルだけ接続してみたのがこちら。Raspberry Pi Zeroの小ささがアダプターのでかさで死んでしまった感じが。
すごい、Zeroの小ささを瞬殺にした pic.twitter.com/YOrI4b62cf
— あっきぃ (@Akkiesoft) 2015, 12月 4
いや、それだけZeroが小さいという話ですからね。こんなになっても既存モデルよりはコンパクトなわけですよ……と思って、Raspberry Pi 2 Model Bを取り出して、ほぼ同じだけ接続してみた図。じ、自信なくなってきたなあ(՞ةڼ◔)
そして、ZeroではCPUの速度が1GHzになったらしいとはいえ、シングルコアのCPUですので、Raspberry Pi 2のスピードに慣れるとわりと遅いです。
このことから、Zeroの制約はそれなりにインパクトがあり、5ドルなので仕方ないにせよPCとかサーバーとして使うにはちょっち厳しいかなというのが私の見解です。もしくは、ある程度他のモデルで作りこみをして、運用はZeroでやるのでUSBは1つあればいいみたいな使い方にできれば良さそうです。
USBに関しては、いま極小OTGを調達中なので、これでだいぶコンパクトにできる見込みです。安定のdx.comですが、日本でも買えるみたいです。
んで、じゃあZeroはどこで使うねん!ってなるわけですが、たとえばRAPIROなんかのロボットとかに組み込むとか、ウェアラブルデバイスにしてみるとか、そんなところにが向いているんじゃないかと思います。MiniHDMIとMicroUSBはあくまでデバッグ用くらいの勢いがあればなお良しな感じでしょうか。
私が思いつく組み込み……CD-ROMドライブしかねえな(ી( ՞ਊ ՞)ʃ)
私としては初めてトレイに穴を開けて、Raspberry Pi Zeroが固定できるようにしました。
Ejectを実行すると、Ejectを実行したRaspberry Pi ZeroがEjectされるというわけです。ひどいでしょ。ケーブルはきしめんタイプを使用して、コネクタの高さも調整済み。
ここまで書くとシステムも実装もあるのか!?という期待を持たせてしまうかもしれませんが、今日はここまで。。。眠くなってしまったので( ˘ਊ˘)。
Zero組み込みの課題は電源ケーブルとUSBポート不足の2点です。。。USBに関しては、Eject用にUSBを取るとネットワークが使えなくなるので、FlashAirの時のように直接Ejectボタンを制御するタイプにするか検討中です。