いまさらですが、前に書いたGW-450Dみたいなデバイスのソースコードをコンパイルするために必要なRaspbianのカーネルソースを用意する仕方を書いておきます。基本的に自分用のメモだから!これ自分用のメモだから!……さて、前に書いたのはこれですね。
GW-450DをRaspberry Piで使う - あっきぃ日誌
基本的なやり方は前に書いた日記に載せてあるこのリンクのとおり。
Raspberry Pi • View topic - Compiling wireless card drivers
ただし、1ヶ所余計な処理がある(config.gzが2回展開されている)のと、最新のカーネルソースを引っ張ってくる前提で書かれているので、場合によってはrpi-updateコマンドで最新カーネルに上げないとカーネルバージョンの整合がとれなくなる可能性があります。
#!/bin/bash cd /usr/src sudo wget https://github.com/raspberrypi/linux/archive/rpi-3.12.y.tar.gz sudo tar xvfz rpi-3.12.y.tar.gz sudo ln -s /usr/src/linux-rpi-3.12.y/ /lib/modules/`uname -r`/build cd /lib/modules/`uname -r`/build sudo make mrproper sudo gzip -dc /proc/config.gz > .config make modules_prepare wget https://github.com/raspberrypi/firmware/raw/master/extra/Module.symvers
で、これだと現時点で最新の3.12.28のカーネルソースが用意されます。現在配布されているRaspbianのデフォルトのバージョンは3.12.22なので、それに合わせたい場合は、このコミットのZipをかわりに使えば良いような気がします(試していない)。
raspberrypi/linux at fe7b2904b463580694c3706475f173d66e3fcb26 · GitHub
……いや、試す予定はあるかもだなぁ。