あっきぃ日誌

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Pico Wで田園都市線の列車走行位置表示機

そう言えば東急の2023年度鉄道投資計画きてましたね。池多摩線にもホームドア化の波が来始めているのが興味深いところです。あとCBTC導入でどのくらい効果が出るかも興味あり。車両まわりは、8500系置き換えも相鉄直通対応も片付いて、あとはのんびり9000系置き換えといった雰囲気。9020が最後まで残るか、逆に新型車利用に足回りを流用するために先に離脱かってあたりが妄想ポイントのような気がしています。しらんけど

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Pico Wで田園都市線の列車走行位置表示機

東急線アプリの列車走行位置が一時期なんかでバグってURLが見えちゃってた頃に、そこからJSONを見つけた人がいて、あとは分かるな?みたいな感じになっているのを見つけたので、だいぶ前にPythonでパースして、位置とか編成が取れるようなものを作ってみていました。こんな感じ。ちなみにうまいことググればふつうに出てきますね。

01K 各停 下り 長津田行き   編成: 2127F
  現在地: たまプラーザ
04K 各停 下り 中央林間行き   編成: 2137F
  現在地: 梶が谷
05K 各停 下り 中央林間行き   編成: 2133F
  現在地: 南町田グランベリーパーク
06K 準急 下り 中央林間行き   編成: 5108F
  現在地: 渋谷〜池尻大橋
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これを久しぶりに動かしつつ、Raspberry Pi Pico Wを使ってなんかうまいこと活用できないかなーと思って、作ってみました。

地下区間の駅とか二子玉川の下りホームにもある、列車接近情報サイネージみたいなやつですね。青葉台を中心に、前後駅の上り・下りにいる列車を表示します。一応方向を区別しやすいように左下と右上に色をつけてみました。

PimoroniのUnicorn HAT Miniを使いたかったのでドットでの表現になりました(下は自作のuHAT Porter Pico経由でPicoW)。しれっと書いたけれど、Unicorn HAT Miniのライブラリがうまいこと移植できたので、uHAT Porter Picoで動くボードが増えました。うれしい。

話を戻して、種別は列車の色で表現。各停・準急・急行の色分けはもちろん、車両数が取れるので大井町線直通の急行はオレンジで表現できます。写真暗くしすぎたな。

難点は、サーバーサイドでgzip圧縮がかかっていて、MicroPython/CircuitPythonでは解凍ができない(zlibはあるものの説明通りに書いてもエラーになりました……)という点。仕方がないので、自宅サーバー内に、gzipを解答して返すだけのスクリプトを置いて、そこにアクセスすることで回避しました。

さて、ここまで説明して、じゃあスクリプトはこちら!と行きたいところですが、非公開APIを使ったものなので公開予定はありません。許せ。

こいつを1日つけっぱなしてしてたら何か問題はあるかというと、多分ないような気がしています。スマホアプリで終日列車位置を眺めている人がいたとしたら、それと同等のアクセス頻度かと思われるので。あと、作って満足したので、多分数日したら動かさなくなりますね……。

スクリプトを公開もしないので特にオチもないですが、APIがオープンデータになってもらえたら、こういう使い方ができて嬉しいのでぜひという感じです(?)