あっきぃ日誌

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CM4-NANO-Bのケースを3Dプリントで作った

コミケも終わったので、薄い本でも取り上げたWaveShareのCM4向けIOボード、CM4-NANO-Bのケースを自作しました。2回目のプリントに手直しをしてなんとか使えるようになったかな〜?という感じです。もうちょっと手直しをしたらthingiverseに放り投げようかと思っています。公開したら追記しますね。さて公開できるかな……?

CM4-NANO-B自体の話はこちらでー。

akkiesoft.hatenablog.jp

デザイン

CM4-NANO-Aのケースを作ったときと同じく、CM4は底向きにして、ケースの中でネジ止めするようにします。ヒートシンクの穴も同様ですが、自分用なのでAのときよりも余裕を減らして全体の高さを低くする方を優先しました。なので、小さいヒートシンク限定です。

akkiesoft.hatenablog.jp

あとはCM4-NANO-Bに合わせて側面に穴を開けていきます。今回も途中までノギスで測っていましたが、CM4-NANO-Bのstepデータを設計中のデータに乗せながら設計するというテクを習得したので後半はこれに駆使して設計しました。それでもズレたんですけど、3Dプリントの精度の問題なのか私がアホで計算ミスっているのか、どちらなんでしょうね🤔

フタはネジ止めではなく、溝にフタをスライドしてはめ込むスタイルにしてみました。ツメでカチッとハマるスタイルにしましたが、これも3Dプリンターの精度の限界か、微妙にうまくいってなさげです。2mmの壁に1mm幅で溝を作るので、まあ〜。


ブツ

いきなりCM4が載っかってるところからですが、外すのが面倒なので許して。

底面。ほんのちょっとだけヒートシンクがはみったのですが、ゴム足をつけたら問題なくなるのでセーフですね。謎の穴はなんかマウントとかする時に使えたら良いなーみたいなやつです。

CM4-NANO-Bを搭載するところ。1回目のプリントでは3.5mmジャックの部分が溝ではなく穴になってたり、USB-Cの出っ張りが考慮できなくてつけ外しに難があったので、それぞれ改善した結果、スッと入るようになりました。

搭載し終えた状態。この面はUSB-CとMicroSDスロット、LANポートがあります。ヘッドレス勢が多分一番使うところ。SDカードの抜き差しは、CM4-NANO-Aのときの反省を元に余白を大きく取った(電源ポートと隣接なのでそもそも大きく取られている)ので、快適にやれるようになりました。カードがケースからはみ出す量がほぼ無だったのがラッキーでした。

側面はなんか自由に使えるボタンです。穴のサイズが小さくて小指の爪じゃないと押せなかったので、もう少し広げるか、このままにするかは悩ましいところ。

USBとMiniHDMI。HSMIは変換アダプター側のフチがチカすぎて接触不良になるっぽいので、ケース側でもっと考慮する必要がありそうです。ここはあまり使わない予定ですが、一応次の改善点です。横はOTGスイッチと3.5mmジャック。ちなみに、OTGと反対のなんでもボタンは縦に大きく広げてあって、CM4-NANO-Bを外すときにここに棒を突っ込んでぐいっと持ち上げられるようにしてあります。

そしてフタ。ツメの他に、3.5mmジャックの上半分用の突起もつけました。薄さ追求のためにLANポートは覆わないので、ポート部分は欠けた状態にしています。これもプリント精度の問題か、溝にはめるために紙やすりで削って手直しすることになったので、データ上でももう少しサイズを小さくしたほうが良さそうです。あとツメとかも若干ずれてたので直そう……。LANポートの隙間は、もう少し詰めるか、このままでヨシとするかは悩みどころ。単に直すのが面倒なだけですが。

というわけで、これでいちおう完成形。シールを貼って、冒頭の状態になります。

いちおうPi4と比較。CM4のサイズのままなので、やはり小さいです。つよい。


まとめ

何個か3Dプリント用のデータを設計をしてきて経験値が溜まってきたおかげで、少しずつ手際よくデータを作れるようになってきました。今回は3日くらい?でだいたい一通り作れたような気がします。他にも色んなものを作って遊べると良いですねー。

あとはこのCM4で何をやるかなんですが、実は何も思いついてないんですよね。コンピューティングモノは自宅ESXi鯖で事足りてるので……。