昨日付でRaspberry Pi OS Bullseyeの新しいイメージがリリースされていました。Bullseyeベースでは2回目のリリースなので、修正とか調整とかが多めっぽいです。
今回のリリース合わせで、Raspberry Pi OS Bullseye環境のヘッドレス運用時にVNCを使う時の解像度設定がraspi-configとかrc_guiでできるようになっていました。
raspi-configの場合は「2 Display Options」-「D5 VNC Resolution」から設定できます。
rc_guiの場合はここです。これを書きつつ翻訳をアップデートしてさっきプルリク出してきました。
違う解像度にしたい
raspi-configでどう設定しているのか確認してみたら、/etc/xdg/autostart/vnc_xrandr.desktopに解像度を書いているだけだったので、リストにない解像度にしたいときは直接書き込んでも良さそうです。
$ sudo vi /etc/xdg/autostart/vnc_xrandr.desktop # --fbオプションのところ。1600x900とか好きに書ける Exec=sh -c "if ! (xrandr | grep -q -w connected) ; then /usr/bin/xrandr --fb 1600x900 ; fi"
書き換えたら雑にOS再起動とかで適用します。
簡単でええね
ディスプレイ出すの面倒でVNCでやりがちなので解像度設定が手軽になったのはヨサゲですね。