日本では昨今話題の新型のアレで開催できていませんが、2月末はRaspberry Pi 8周年のお誕生日で、世界各地でイベントが開催されたようでした(ゆーて世界各地もヤバいとこはヤバいんじゃ?🤔)。数日前に財団CEOのPhilipも記事書いてましたね。
Raspberry Piのお祝いは工作で、ということで、ちょっと前からやろうかなと思っていたトイレサイネージを作りました。こんなん見てるほど長居するような場所でもないですが。
仕組み自体は薄い本第4弾で紹介したサイネージづくりがベースになっています。読んでね。私も作り方を毎度忘れるのでこれ系を作ろうとするたびに読み返してます。
一応同じ手順でできましたが、~/.local以下がなくなっており、自分でmkdir -p ~/.local.....して作ればいけました。
PiTFTのセットアップはAdaFruitのEasy Installのツールで入れました。
ただしfbcpは重いので、systemctl disableしたあとで/usr/share/X11/xorg.conf.d/99-fbturbo.confをいじってやりました。
pi@toilet:~ $ sudo vi /usr/share/X11/xorg.conf.d/99-fbturbo.conf Section "Device" Identifier "Allwinner A10/A13 FBDEV" Driver "fbturbo" Option "fbdev" "/dev/fb1" ← ここをfb0からfb1にする Option "SwapbuffersWait" "true" EndSection
画面はHTMLで作りました。320px*240pxの解像度に収めつつ、時計と天気とニュースと、gedanさんの最新のおはようお姉さんを詰めてみました。まだ隙間があるのでなんか入れたいですね。
HTMLなどというリッチなものを使ってしまったため、Pi 1では起動に時間がかかりすぎてしまい、Pi3に変えてしまったため、PiTFT版PiBowケースが使われなくなってしまいました。惜しい……。起動後の動作はPi 1でも問題はないのですが。これではケツを拭いてる頃にやっと起動みたいなことになりかねないので。ブラウザをMidoriとかに変えたらもう少し早くなるかも?
さて、うちのトイレはコンセントがないため、天井の電球ソケットを分岐して変換したものからとっています。そのため照明のスイッチに連動してUSB電源も切れてしまうという難点?があります。これまではこれを逆手に取って、照明オン=ESP-WROOM-02のネットワーク接続を監視した照明つけっぱなしアラートを使用していました。今回ラズピッピにUSB電源を譲って退役となります。監視先をRaspberry Piに直せば使いまわしできるでしょう。
また、天井からケーブルを取り回すため、配線には工夫が必要です。Raspberry Piの吊り下げには100円ショップの突っ張り棒とローブを使い、ここに配線を絡めることでなんとかしました。
前回の記事で貼ってなかったっぽいですが、こういうのを買うといけます。
片方は電球をさして(うちの場合ダイソーのE17 LED電球をE26->E17変換を噛まして使ってます)、もう片方を電球ソケット->コンセントに変換するセパラボディにします。セパラボディはダイソーでも買えますね。(追記:ダイソーにあるのはコンセントを電球ソケットに変えるもので、逆でした。。)
Raspberry Pi 8周年にあわせた?クソ工作記事でした。ちなみに、あまったPi 1とかPi 3でなんとかするようなことを考えなくても、Pi4ならサクサク動くのは当然なのですが、そのPi 4に価格改定があり、2GB RAMモデルが1GB RAMモデルと同等の35ドルになりました。1GB RAMモデルは長期サポートポリシーによって生産自体は継続されるようですが、まあ各ストアに並ぶことはたぶんなくなるでしょう。クソ工作にも使いやすくなったPi4 2GB RAMモデルで工作もするのも良いかもしれませんね。
数週間前に2GB RAMモデルを旧価格で買ったあっきぃでした。