あっきぃ日誌

鉄道ブログのような技術系ブログのようななにか

第4回択捉島ビザなし交流4日目

2005/8/30頃になって書いたので、忘れているところがポツポツとあるかもしれません…。

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日本時間の朝5時に朝ご飯で叩き起こされてブルーに(国後島では午前7時)…。

船は国後島の古釜布沖で停泊中。日本で治療を受ける病気や怪我をしているロシア人を乗せてから出発するようでした。市立根室病院でたくさん受け入れると、これからの病院新築で支援金が国から出るとかで…。それはさておき、船は根室を目指して古釜布沖を出発。
根室に帰るというと、今まで圏外だった携帯電話が復活し始めるわけです。外で電波拾いをしていると、早速電波をキャッチ。噂によると、国後島の軍事基地が電波を引っ張ってくるらしいとのことで、この電波を拾ったんだと思います。最初のうちはメールの受信が出来るほど電波は強くなかったのですが、少しすると5件のメールを受信することに成功しました(アド変え程度でしたが)。
途中、札幌から来ていたビデオ製作チームから取材を受けました。実は取材来ないかなぁ、と期待していました(笑)。「北方領土が帰ってきても、ロシア人と共住出来る環境になって欲しい」とかそんなことを言ったような気がします。
あと、行きではそんなに会えなかったイルカを、たくさん見ることが出来ました。船の横でジャンプしながら泳いでいたり、船の先のところで泳いでいたりと、なんだか危なげでしたが、近くで見れてとてもよかったです。


そして、お昼頃には無事に根室港に到着しました。

着岸も完了して、団員番号1番から下船開始。日本の検疫はロシアよりも厳しいとのことで、別飛の湿地から持ってきた水と草はだめだろうなぁ、とあきらめていましたが、検疫どころか素通りで船から下りることが出来ました。これで良いのか…?!
意外と終わりがすんなりしすぎていて変な気分でしたが、迎えに来た親の車に乗って家へと帰りましたとさ。