あっきぃ日誌

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どうなるラズパイ2025?振り返りと勝手に予想

Raspberry Pi Advent Calendar 2024 25日目です。メリークリスマス。

adventar.org

おかげさまで2024年はなんとか完走ました。参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

どうなるラズパイ2025

今年はラズピッピとしては大きな転換となった年でした。IPOなんかは経営的には大きなポイントだったかと思います。ユーザーとしては、直近すぐに何か良いこと・悪いことが起こるようなトピックではないと思いますが、資金がいい感じになれば、新製品だとか供給力だとかにもいい影響があると良いですね。

www.raspberrypi.org

www.raspberrypi.com

今年はソニーからも出資を受けています。

www.sony-semicon.com

記事のとおりならば、今ごろソニーの稲沢工場ではRaspberry Pi 5のラインができて、製造が始まっているかもしれません。2025年にはMade in JapanのPi 5が見られるかどうか楽しみです。

www.eenewseurope.com

秋ごろには大量に製品がリリースされましたが、我々日本人が技適的な意味で"おあずけ"となっているのは以下の製品です。

Pico 2Wはそれ自体も待ち遠しいところですが、無線部分だけ切り離されたRM2モジュールも気になります。遠からずリリースみたいなことが言われていましたが、来年に持ち越しのようです。RM2が使えるようになれば、RP2040/RP2350を使った自作基板に無線を追加できるようになるので、たぶんアツいと思うんですよね。私はたぶん用事ないんですけど……。ちなみに、Pico Plus 2Wは結局遊べておらず。使えたとしてPico2Wみたいなもんですしね。そういえばRP2350の単品もぼちぼちなんじゃないですかね。

www.raspberrypi.com

CM5は、先日のブログのとおり、KSYさんで無線なしモデルが数種類販売されています。

Pi 500に関しては、日本語配列版が出るかどうかも含めて期待でしょうか。あと、Pi 500を分解すると、基板にパターンはあるけど実装されていないNVMeがあるらしく、今後NVMe搭載可能バージョンが出るかも……?という可能性もあります。

www.youtube.com

いずれも、技適の特例のやつを使えば検証はできますが、常用向きのやつではないので、ふつうに市販されるまで待つのが吉です。なお、Raspberry Pi技適のカウントに変化があったら通知するbotMastodonで運用しています。Fediverseにいる人は活用してみると良いかも知れません。まあ、カウントが変わってドレスの技適が通ったとしても、マークと番号が入ったブツが発売されるまでは変わらないので、"もうすぐ!"くらいの情報でしかない点は注意です。

h.kokuda.org

2025年。他の製品は……どうでしょうね。

512MBしかRAMがないZero2Wと3A+あたりがそろそろしんどいような気がしています。もともとデスクトップには向きませんが、GUIの場合の最小要求RAMが2GBになったり、Waylandに移行が完了したりした影響でなおさら色々が起動しなくなったりしているのが気になります。Zero2Wの1GBは1GB LPDDR2がないため難しく、あるとすれば3A+の1GB RAM版ですが、それなら5Aに期待したほうが良いのかも。

そうしたら、5Aを想像してみましょうか。CM5の無線あり/2GB/Liteがわりと理想に近そうですが、50ドルもするので、この性能を25ドルで売るのは難しそうです。昨今のモデルは5〜10ドル値上げもあるので、Model Aが35ドルの位置につく説はありえそうな気がします。おそらくRP1が過剰なスペックになるので、RP1 Liteみたいなチップを用意してコストを下げに行けるかどうかが肝になりそうな気がします。あるいはRP1ごと略して、全部SoCから賄えたりするでしょうかね。GPIO周りが"5よりは4以前と互換"みたいな感じになったりするとすごそうですが。

2025年にはCM5の16GB RAM版が予告されていますが、Pi 5にも来るかどうかは気になるポイントでしょうか。よくよく"RAMは人権"などと言われますが、それはPCでChromeをしばいてタブまみれにした場合の話であって(ほんまか?)、Raspberry Piにまで2桁GBのメモリが必要かどうかはちょっとわからんという気持ちがあります。単にわたしがPi 5のメモリを使い切るようなことをしていないからなのかも知れませんけど、CM5でやるってことはなんか需要があるのかしらん……ブレードサーバーのやつとか?どちらにしても、16GB RAMが出たところで、値段は必然的に高くなりますし、個人で気軽に何枚も買うって感じにはならなそうですけどネー。

ここまで製品の話題を書いてきましたが、ソフトウェア面のことを忘れていました。ソフト的には、先のWayland移行によって、Waylandコンポジターがlabwcに変わりました。この辺の最適化がまだできていない部分もあるっぽいので、そのへんの改善は引き続き注目でしょうか。

あと、今年登場したRaspberry Pi Connectは、ベータといいつつもGUIがまずふつうに使えるものがでてきて、その後にはCUIもサポートされて、けっこう便利なものがでてきたなと思いました。わたしがTailscaleを知らないだけで(名前すら忘れてて、言及するために検索で名前を見つけるのに3分かかりました)、Tailscaleっぽいやつらしいんですが、便利なのでぜひ一度使ってみてください。

年末にはRaspberry Pi Connectの組織向け課金プランも出てきました。デバイスあたり月0.5ドルで、複数ユーザーの管理ができるようになるみたいです。この記事では次のプランとして、いろいろな機能拡充を予定していることも書かれているので、組織向けRaspberry Pi Connectがどういう進化をするのかも注目です。

www.raspberrypi.com

まとめ

ダラダラ書きましたが、わかりきっていることとしては、技適待ちはPico2W・CM5・Pi 500の3つ。CM5は16GB RAMがそのうちでるっぽい。今後に期待部門はRM2正式リリースとRP2350系の単品販売開始でしょうか。

新しいモノが出るのはいいとして、そいつで何を作って遊んだり実用したりするかが大事なところなので、来年も新製品、機能はウォッチしつつ、おもろいもんが作れたらなと思います。

そういえば

おおたさんからことしのイギリスのおみやげに、GPIO Xmas Treeなるものをもらっていました。ちょうどクリスマスっぽいので、こいつを雑にPicoで光らせた動画で〆にしましょう。

GPIO Xmas Tree – pocketmoneytronics

Mini GPIO Xmas Tree | The Pi Hut

コードはCircuitPythonです。

import board
from digitalio import DigitalInOut, Direction, Pull
import random
import time

lights = (board.GP11, board.GP12, board.GP13, board.GP20, board.GP14, )
ll = []

for l in lights:
    ll.append(DigitalInOut(l))
    ll[-1].direction = Direction.OUTPUT
    ll[-1].value = 1

while True:
    i = random.randrange(0, 5)
    ll[i].value = 1 - ll[i].value
    time.sleep(0.25)

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