あっきぃ日誌

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BA突然の欠航!フィンランドを経由してイベントに駆け込む話(前編)

イギリス旅2023、行きの飛行機の話です。目次はこちら。

akkiesoft.hatenablog.jp

今回は2019と同じく、羽田から8:50発のBA8便でロンドンまで直行のフライトを予約してもらっていました。

前泊〜朝

朝早いので、前回と同様に羽田近隣の東横インを探して蒲田東口にポイントで宿泊。が、狭くて古いタイプの東横インでした……。たまに規格外の部屋に当たると、むしろテンションは上がるかも。

翌朝太田さんと合流。手荷物預けやら出国手続きやらを済ませて淡々と搭乗口に向かい、今日乗る飛行機を眺めつつ待機。


謎のキャンセル

ケータリングが機内に積み込まれて車が離れていくのを眺めていたら、しばらくしてケータリング運搬の車が再びやってきて、機内から降ろし始めました(??????)。搭乗口では出発時刻が未定になり、いっきに不穏な雰囲気に。ボーディングブリッジが飛行機から外されたところで機材変更のフラグを感じていましたが、その瞬間「キャンセル」のアナウンス。搭乗口で待っていた乗客からはどよめきがあがります……。せいぜい遅延か機材変更だろうと思っていたので、それは確かに驚きますわ……。

アプリでもキャンセルの表記。本当にありがとうございました。2019のストライキのときは奇跡的にラグビー代表に救われて飛べましたが、どうやらアレは4年越しのフラグだったようです。んなアホな。理由は「オペレーション上の理由」以上の説明はなく、BAのクオリティを実感しました……。

説明カウンターがバス搭乗のゲートに設けられたため移動するも、長蛇の列が無秩序に形成されたまましばらく動かず。待ちきれなくなった客がカウンターに詰め寄って交渉をしていてカオスに。太田さんも交渉に入り、結局我々はおなじワンワールドアライアンスのFinnairで21:50発のヘルシンキ行きに載って、そこからロンドンに向かう便を手配することに成功しました。この時点でだいたいお昼。

実は前泊から左下の奥歯と歯茎が痛みだしていて、しかも早朝にApple Watchから心肺機能低下とか言う脅迫(よくニュースになるような緊急性が高いものではないらしい)をされていて、しかもこの騒ぎに遭い、かなりグロッキーに。

代わりのフライトに乗るまでは一旦ロビーに戻り、BAと提携するJALが手配した空港のホテルで待機することに。つまり出国したのに数時間で再入国。荷物を受け取って到着ロビーに出るとミクがお出迎え。さすが令和のハローキティや。


時間つぶしタイム

グロッキーなまま昼飯を探すも空港の飯屋は高くて混んでて微妙だったので、結局モスバーガーに流れ着いてメシに。夕方までに歯医者に駆け込むことも考えましたが、18日は祝日でどこも開いておらず断念。痛み止めの塗り薬をドラッグストアで買って1週間ごまかすプランで行くことにしました(幸い、マメな歯磨きでだいぶ抑えられたみたいです)。

羽田のホテルの部屋は東横インと打って変わって高級でした(一緒にすんな)。しかし滞在時間は数時間。すこし昼寝をしたり風呂で温まったりしてグロッキーを多少改善させました。

夕食もサービス。ビュッフェ形式で、美味しかったですね。本当ならたぶん機内食を頂いている頃だったんですけども……。


再出発

夕食後、再び手荷物を預けて本日2度目の出国(???)。今度は無事に飛んでくれ……。いや、駄目なら本来もっと早い段階でアナウンスされるはずで。

今度はちゃんと乗れました。やっと乗れる安心感よ。

フィンランドへは北極を回る航路とのこと(!!)。ロンドン直行便も、現在はロシアを迂回するため、アメリカとカナダの上を飛ぶ(帰りはユーラシア大陸周り)のですが、北極とはまたすごい。

機材はBA8便のボーイングB787-9からエアバスA350-900になり、A350はお初だったのでこれはちょっとワクテカ。カメラの映像のアングルがいいですね。

北極海上空を飛行中の表示。

オーロラ見れるんじゃね?と会社Slackでは話題になりましたが、そんなことはなく、北極上空飛行中は日中のため窓を閉めて飛行し、消灯前は証明でオーロラを表現する演出がありました。これはこれでアリ。

北極上空のカメラ。確かに空が明るい。

機内食は出発後と到着前に2回で、1回目はハンバーグ&パスタ、2回目はマフィン&ポテトでした。どちらも美味しかったです。


つづく

ヘルシンキ到着から乗り換えてロンドンに向かってイベント会場につくまでは後編で。