あっきぃ日誌

鉄道ブログのような技術系ブログのようななにか

pHAT Stackで展示用ラズピッピを3台無職にした

今週はPimoroniからいろいろ着弾しまして、実家の甥にいよいよラズピッピでも送りつけようかと買ったPi3とか、Sabreberry DAC ZERO用にZero Wの追加とか、Google AIY Voice Kitもとどいて遊ぶものが増えました。いろいろ原稿書かないとイカンのに何してるんですかね。

Google AIY Kitより1日遅く発送されたはずのラズピッピ本体たちが先に着弾。書留だったからかな。

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これがGoogle AIY Kit。

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Pimoroniの販売ページは以下。KSYでも販売するようですが詳しく見てない。

Google AIY Voice Kit - Pimoroni

我慢できず会社で組み立て。見るとわかりますがラズピッピ3(を使うことが推奨されています)が箱の中に収まります。甥に送る作戦は終了してしまった!

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英語で付属するMagPiを読んでサンプルを動かすところまではできました。この辺はまたもうすこし遊んでから別途ブログしたいですな。

で、本題はpHAT Stackの方。これは1台のラズピッピに複数のHAT/pHATを差し込める巨大ボードです。物理的にはHATなら3枚、pHATなら5枚までイケるとのこと。これはなかなか凶悪なアイテムだ。

pHAT Stack - Pimoroni

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ラズピッピにそのまま載せるとこの有様。実際にはIDEケーブルみたいなやつで接続します。

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今回は組み立てキットを選択したので、はんだ付けは自分でやったのですが、最終的に1箇所だけはんだ付けしないで使うことにしたので、40ピン×5=200ピン分をはんだ付けしました。人によっては辛いかもですけど、私は楽しかったです。はい。

pHAT Stack、もちろんですがHAT/pHATボードが使用しているGPIOピンがかぶるとだめです。I2Cはアドレスが違えば使えますが、その他のGPIOピンではそうも行きません。かぶかぶらないのチェックは、Pimoroni製品同士であればpinout.xyzを確認すればOKですし、pHAT Stackのために確認ツールも用意されました(現状はPimoroni製品のみのようです)。

Raspberry Pi GPIO Pinout

pHAT Stack Configurator

というわけで、手持ちのボードでかぶりがないものを選んだ結果、3つのボードが乗ることがわかりました。

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今はいずれもそれぞれのラズピッピを用意していますが、まとまるとなれば必要な台数は1台になり、2台は無職にできます。あと、ボードが必要ではないけど1台まとめられそうな作品としてレシートプリンターがいたので、これを機にこいつもまとめることにしました。そうすると3台を無職にできます。

というわけでしました(あっさり)。Unicorn HAT HDに割り当てていたカスタムPi(RPi2)で統合分を賄うことにしました。OSは、再構築が面倒なSpeaker pHAT環境をベースにして、統合された分のシステムを追加で構築しました。

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USBポートが2つ(無線とプリンター)必要になるため、カスタムPiのUSBポートも増設。あくまで高さを抑える感じで1*2ポート構成です。

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結果的にラズピッピ本体はZero,ZeroW,1Bの3台が無職になり、別のことに割り当てられるようになりました。へえボタンとかイジェピラーあたりは本体を剥がされたままなので、そのへんに流用できると良さそうですね。

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というわけで、pHAT Stackは展示機材が増えたけどラズピッピ本体を増やすと色々大変という方に大変オススメです。そんなやつそうそういねえ!!!……本来は、Piano HATとかおさわりする系HATとSpeaker HATとか、なんかいい感じに組み合わせて1プロジェクト化して遊びましょ、と言う感じのアイテムらしいですので、組み合わせで色々買って見てください。しかしそれもまた(出費的に)沼みたいな話っすなあ〜(☝ ՞ਊ ՞)☝