あっきぃ日誌

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第4回択捉島ビザなし交流1日目

出発前

ビザなし交流初日。タイエーでお土産(ミルキーと冷たいキャンディ)とデジカメ用の電池を買って根室港へ。
今回のビザなし交流で乗る船は「ロサ・ルゴサ号」。引率の先生によると、高校の実習船を譲り受けて使っているものだとか。乗ってみた感想は「漁船っぽい」。船中から漁船の匂い(多分ペンキ)がしてたり、扉とかがそれっぽかったり、エンジン音とか…。乗組員の方々が元漁船乗組員(らしい)のもあるのかな?おいらにとってはなんだか幸せな感じでした。(写真は3日目にはしけ船から撮影)

ビザなし交流に誘っておきながら自分が参加しなかった写真部顧問がバカマネをする中、団員59名(と、四島各地へ帰るロシア人)を乗せた船は国後島沖を目指して出港。

船で遊ぶ

出港してからは、薄曇の中、船内を探索して回ったり、ケータイの電波がどこまで届くのか調べてみたり、写真を撮ってみたりと、遊びまわっていました。途中、イルカが回りを泳いでいたりもしました。今年大分から来たばかりという引率の先生は、2ヶ月前に釧路で買った三線を取り出し「涙そうそう」を弾き始めていました。
途中から外は快晴に変わり、暖かい中を航行していきました。

昼食

ご飯のことを大して考えていなかったおいらは、ご飯が出来たという案内が来たこと自体にびっくり。昼食は牛丼。かなりゴージャスじゃ〜ん!!
しかし、人数が多いこともあって、団員番号1〜30の人が先、31以降が後という風になり、31・32番の先生とおいらはなんだか悔しい思いをしながら待っていました…。

国後島・古釜布到着

13時半頃、国後島と目と鼻の先「古釜布沖(ふるかまっぷおき)」に到着。ここではロシア人数名が国後島に帰るためにはしけ船に乗り換えます。が、はしけ船が来るまでに30分かかり、全員が乗り換えるまでに30分ほどかかって、計1時間も待たされました。その間に先生とおいらは甲板でうとうとお昼寝…。
ちなみに「はしけ船」を使う理由は、国後島の港はロサ・ルゴサ号が停泊できないからだそうです。港が整備されていないようです。
あの伝説の建物「ムネオハウス」を眺めつつ、国後島をあとにしました。

夕食

夕食はハンバーグ。やっぱりゴージャスだ…!

船内で1泊

択捉島に到着するのは翌日の朝なので、船で1泊することになります。夕食後、ロサ・ルゴサ号自慢の「天然海水温泉」(温泉では無くただの風呂の予感)に挑戦しました!人気が集中していて、風呂を確保するのに30分ぐらいかかりつつも、何とか確保。脱衣所が無いので、廊下をカーテンで仕切ってそこで着替えるのですが、風が吹いていてカーテンがめくれてしまったり、普通に人が通ったりするので、結局は風呂のなかで服を脱いで入りました。



解説の看板から引用

※浴槽内の「お湯」は本船エンジンを冷却する場合に
海水が加温されるのでその熱を利用しております。

おぉ、なんだかわくわくするようなお風呂ですっ。お湯の温度は、航行中でエンジンがフル稼働していたのでちょっと高めでした。でも、かなり気持ちよかったです。みんなで「死海みたく浮くかな?!」と騒いでいましたが、浮きませんでした。うむむ、塩分濃度が足りな〜い!
船には販売機が2つ設置されていて、1つはコカコーラ、もう1つは免税缶ビールというものがあります。免税缶ビールは1缶150円と、激安です(普通だと210円ぐらい?)。しかし、コカコーラもなぜか150円。こっちは激高だぁぁっっ!!船ではウィスキーも販売していて、こちらは1本2100円でした。