PiTFT用Raspberry PiはおもにOSCで展示するだけのモノになっていてちょっともったいないですが、mikutterが動かせてだらだら流れるTLを眺めることができるので、まあ良いかなという感じになっています。
さて、そんな現在の環境も実はちょっと古くなりつつあって、mikutterがまだ0.2.2だったりしていたのと、SDカードが無駄に良い物を使っていたので召し上げたいという理由から、新しく再構築することにしました。ので、再構築の手順をざっとまとめてみましょう。ちょっと仕事に飽きたので息抜きです(白目)。
殴り書きとうろ覚えで書いたので間違っているところを見つけたら都度直しますです。
OSのインストール
NOOBSでRaspbianをさくっと入れます。選択も面倒なので自動インストールです。
- os/Raspbian/flavours.jsonを開いて、「Raspbian - Boot to Scratch」のための配列を消す
- recovery.cmdlineを開いて、quietオプションを消し、代わりに「silentinstall」を追加する。
osディレクトリはRaspbian以外は入れなくてよいです。入れてる人はいないですよね?あと余談ですが「silentinstall」はいつの間にか「autoinstall」と覚え違いしていて、ちょっと前にじとめすきーさんがブログに書いているのを見てハッとしました。通りで最近自動でできなかったたわけだ。
しばらく待ってSDカードへのアクセスがなくなったらおもむろにリセットしてやればRaspbianが起動します。raspi-configでもろもろ設定しましょう。デスクトップの直接起動はしないように(コンソールモードに)しておいてください。
いらないパッケージ消し
お手製のいらないパッケージ消しを使用して、使わないパッケージはガリガリ消します。が、今回は以下の通りカスタマイズ
- DEVパッケージをコメントアウト(gemインストールが済んでから消す)
コンパクトなRaspbianを作るやつをベースに自己流にアレンジしたもの。RaspbianがXありで1.2GBちょいのディストリに変身します。NOOBS1.3.4のRaspbianに対応。
いるパッケージ入れ
このへんは人によりますが。
$sudo apt-get install -y vim eject fonts-vlgothic
PiTFTのセットアップ
最近はAdafruitで構築用のスクリプトが用意されているようなのでこれを使用しましょう。
Easy Install | Adafruit PiTFT - 2.8" Touchscreen Display for Raspberry Pi | Adafruit Learning System
$ wget http://adafru.it/pitftsh $ mv pitftsh pitft.sh $ chmod +x pitft.sh $ sudo ./pitft.sh -t 28r -r
質問はy、nの順で回答すればだいたいOKです。
再起動すればPiTFTが利用可能になります。
ruby2.1のインストール
jessieリポジトリを有効にして、ruby2.1をインストールします。リポジトリの有効化はこちらを参照。devパッケージはgemで色々するときにいります。
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install ruby2.1 ruby2.1-dev
インストールが終わったらjessieリポジトリはすぐ無効化しておきましょう。upgradeとかしちゃうといろいろ入り込んでしまうので。
そして、bundlerをインストール。
$ sudo gem2.1 install bundler
mikutterのインストール
サイトに行ってダウンローd……あれ、なんかアクセス出来ないな。そのうち回復するでしょう。
ダウンロードしたらホームディレクトリあたりにだばぁして、mikutterディレクトリでbundleコマンドを実行します。1時間半くらい放置すれば執拗なgemがそろうかと思います。
あとはmikutterを起動して色々すれば超いい感じになるんじゃないでしょうか。
デスクトップの調整
PiTFTは小さいので、それに合わせて文字サイズを小さくしたり、タスクバーを小さくしてやると良いです。