Ebenさんのツイート曰く、(Snappy Ubuntu Coreでない)Ubuntu Desktop 14.10のRaspberry Pi 2向けイメージがユーザー有志で作られてるよ、とのこと。フォーラムには2/7くらいからスレッドが立ってた模様。うーむ、フォーラムのスレッド一覧だけでも定期的に見ておくべきかなー。
Awesomeness from forum user wintrmute (love the name). An Ubuntu 14.10 desktop image for @Raspberry_Pi 2: http://t.co/ARdQOyvrSk
— Eben Upton (@EbenUpton) February 12, 2015
Raspberry Pi • View topic - Ubuntu / Linaro for Raspberry Pi 2
torrentかHTTP経由でディスクイメージをダウンロードして、ddで焼きます。必要なMicroSDカードの容量は4GBからです。で、起動するとログイン画面が出るので、linaroユーザーを選んでパスワードにlinaroを入力してログインします。
デスクトップは標準的なLXDEが上がりました。標準的すぎてRaspberry Pi 2で動かしている感がないですね。
kernelは3.18.5-v7。同じかどうかはさておき、Raspbianもこのくらいのバージョンだった気が。そしてUbuntuらしいコマンド……ufwは入ってませんでした(ただしapt-getで入れれば入る)。ただ、ejectはデフォルトで入っていたので良いディストリですね。
さらにmikutter(3.0.3)がapt-getで入りました。gemでコンパイルが走るのがだいぶだるいのでこれは良いですね。mikutterのバージョンが古いですが。
あれ、日本語が出ている(英語ロケールだから翻訳リソースが欠けてる?)。
で、aptのリポジトリはhttp://ports.ubuntu.com/ubuntu-ports/ utopicとなってました。確かに14.10。
Raspbianとの比較をすると、Linuxとしての使い勝手はどちらもDebian系なので同じでしょうが、バンドルソフトの量で見るならRaspbian、先のmikutterやそれを動かすのに必要なRuby2.0など、Raspbian wheezyにないパッケージや最新パッケージがほしいときはUbuntuと言った使い分けはできるかもしれません。
ただ、なんせこれはユーザー有志の作成したものなので、ただでさえそれほどないサポートがさらにないくらいの覚悟で使うヒトバシラー精神で行く必要があると思います。