そういう機能があるのはドキュメントでチラ見して知ってたけど、そういえばまともに使ったことなかったので。
NOOBSでOSをインストールしたあとの起動順番は、ファームウェア(レインボーのやつ)→NOOBSのミニLinuxカーネル→Raspbianなり何なり、という順になりますが、NOOBSのミニLinuxカーネルが通過するのに5〜10秒くらいとられるので、ddでイメージを書き込んで使う場合に比べて起動がちょっと遅くなります。
よほど頻繁にNOOBSに入ってOSを再インストールしない限り時間とIOの(とはいえNOOBSが読み込むイメージは20MB程度ですが)無駄なので、以下の手順でNOOBSをスキップしてしまうと捗ります。
RECOVERYパーティションにautoboot.txtを作成して、以下の内容を記述します。5の部分にブートしたいOSのパーティション番号を入れますが、マルチブート環境でない限りはそのままで良いはずです。
boot_partition=5
これで、ddでイメージを書き込んだ場合と同様に、すぐにOSが起動できるようになりました。めでたしめでたし。
あと、関係ないですが、今月のSoftware Design 2015年10月号のおとなラズパイリレー(竹迫さんが担当)に、Raspberry Pi 2のキセノン・デス・フラッシュの話が私の例の動画*1のスクリーンショットとともに紹介されていました。私の汚部屋のデスクが紙面でも広まってしまったな〜₍₍ (ง ՞ਊ ՞)ว ⁾⁾なお、U18はブルータックで保護しなくても大丈夫です。
もいっこ、Gert VGA 666の利用手順がわりと最近変わって簡単になったので、昔の記事をアップデートしました。