RasPi向けの軽量かつ扱いやすいディストリを探していたのですが、まぁやはりRaspbianが一番楽だなと言う感じになりました。べつにSDカードの容量が足りないわけでもないし良いかなと思っていたら、Raspbianからいらない物を消すことで軽量化して、最終的に84MBで配布してやるぜと言うブログを見つけました。
http://www.cnx-software.com/2012/07/31/84-mb-minimal-raspbian-armhf-image-for-raspberry-pi/
最新のRaspbianで試したところ、84MBとまではいきませんでしたが、100MB以下の圧縮ファイルにはなりました。すてき。とはいえ、84MBとか100MBとかいうのは配布用に7zipで固めたサイズなので、展開したあとのディスクイメージファイルは元の2GBから変わらずです(あたりまえ)。OSの正味は500MBくらいですね。
GUI削ったり、言語設定など固定を前提にしてしまったりしていますが、個人的にはアリですね。一通り削ったあとに自分用に作り込んでおいて、欲しいときに素早くSDに書き込んでデプロイみたいな感じにできると良さそうです。
子供向けに用意されてるらしいPython製ゲームのサンプルを「Sorry kids, but: rm -rf python_games」と、一番最初に消しにかかっていたところで笑いました。
試して気づいたところとしては、sfillコマンドはCentOSにはなさげなので、適当なUbuntuマシンが必要でした。わたしはVMでやりましたけど。
piCore
RasPi向けのTiny Core Linuxも試してました。今のところGUIが動いた所ぐらいまでで、アプリケーション類のパッケージはまだまだのようです。Webブラウザもないので使い物になるにはまだ遠いのかしら。せめてWebサーバーぐらいはあるとうれしいナ。。
http://tinycorelinux.net/arm.html