あっきぃ日誌

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WIZnet W5100S-EVB-Picoのレビュー

12日目です。もう本当にネタが泣いのでおわりだあと思いながら出社したら、まだ書いてないのがいたわ。

adventar.org

WIZnet W5100S-EVB-Picoレビュー

イギリスに行ってきたおおたさんからW5100S-EVB-PicoとWizFi360-EVB-Picoをおみやげにもらい?ました。どちらもPicoにネットワークチップをくっつけたような製品で、すぐにネットワークを組み合わせたプロトタイプがはじめられます。今回は前者のレビューです。次回後者のレビューは……できるかなあ、ビミョーに遊べていないので。でも遊べたら明日も書けるんだよな……。あああと、Xeeed XIAO RP2040もおなじくもらい?ましたが、これは言わずもがな小さくて良いやつですね。

売り切れのようですが、スイッチサイエンスさんの販売URLはこちら。

W5100S-EVB-Picowww.switch-science.com

あとWIZnetの製品ページはこちら

www.wiznet.io

なんかもうガッツリ使っているけどこんなかんじ

ピン配置や基本的な形状はPicoと同様なので、あまり何も考えずに使用できます。Pythonぽいのとかを入れるときも、ボードはPicoはPicoを選べばOKです。で、写真の通り、温度センサーと室温照度センサーをつないで、オフィスの環境を監視に投入済だったりします。

やってることは去年WIZnetのモジュールを使ったときとほぼ同じで、CircuitPythonでそれぞれ値を読み出して社内のZabbixに投げつけているだけなので、コードとかはこっちを見てもらうと良いです。

akkiesoft.hatenablog.jp

Zabbixの監視結果をダッシュボードとかに出すことで、室温とか照度から誰か出社しているかどうかを確認できるという感じです。が、どうせならもうちょっとなんか、Slack連携とかをしてもいいのかもしれない🤔

いいところ

1ボードでネットワーク接続できるので手軽です。前に買ったのは汎用のモジュールだったので配線とかを自分でやる必要があり、それなりに手間だったりしたので、やらずにすむのは便利です。

びみょうなところ

電源ポートとLANポートが反対についているため、ケーブルが両端から出るような形になります。結構取り回しが面倒になってしまうので、ここは微妙ポイントかなと思いました。オフィスでは電源ケーブルをぐいっと曲げてLANケーブル側に持ってきて束ねることで、見栄えをどうにかできました。向きが揃ってるとありがたいですが、まあ、このサイズ感だと難しいですよね。

もう一点は、電源LEDの常時点灯がわりと眩しく邪魔な点。どうしてつけてしまうんでしょうね……電源LED🤔?。あると嬉しいもんなんでしょうか、私はいらない派です。

強いて言えば、MicroUSB電源は継承せずType-Cにしても良かったのではという気持ちはちょっとありました。Type-C統一過激派じゃないのでどっちでも良いですが。

まとめ

あいかわらずPicoWの国内販売の案内がないため、Picoでネットワークを使うにはサードパーティの製品だよりになります。特に有線LANタイプは無線が不安定な環境で重宝するので、PicoWが出たあとでもある程度需要はありそうですし、もうちょっとネタ擦りしてもいいかなって書いてて今ちょっと思いました。

あと、細々と微妙な点をあげましたが、型番のEVBはおそらくEValuation Boardの略でしょうし、ずっと使うなら自分で設計考えるなりええかんじにせえ、ということなのかなと思います。