あっきぃ日誌

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MacPortsをやめてHomebrewにしたけどMacPortsに戻ってmikutter環境作り直した話(2020)

MacBookをようやくCatalinaにしたので約2年ぶりにリトライしましたが、やはりだめでした。Homebrewはmikutter環境に適さない。

akkiesoft.hatenablog.jp

以前の使えねえポイントはこちら。

mikutterのウィンドウが非アクティブの間プロセスがスリープしたような状態になっていて、ウィンドウがアクティブになると我に返ったようにTLが流れ出すというもの。なんやこれ使い物にならんやんけェ!

この問題はmikutter側で解決されたらしく、意外といい感じに動いているように見えますが、openimg周りでグラフィックの描画がバグってそのままクラッシュする謎の挙動や、ちょくちょく高負荷状態に陥る、スクロールの挙動もおかしい等、やはり実用に耐えない状態でした。Homebrewはmikutter環境に適さない。

というわけでMacPortsに帰りましよう。

前回と違うところ

MacPorts環境は普通に作ります。前回と変わるところはナシ。変わるのはMacUIMの部分。/usr/X11シンボリックリンクを貼っていましたが、/usr以下はユーザーが触れなくなってしまったため、/usr/X11シンボリックリンクが張れなくなりました。ただし、/usr/X11は/private/var/select/X11シンボリックリンクされているため、/private/var/select/X11シンボリックリンクを/opt/localに向ければOKでした。これに気づかないまま「いよいよHomebrewか…」と切り替え初めてしまったので、調査は大事です。Homebrewが引き続きおかしいこともわかったので収穫といえば収穫ですが。

% ls -l /usr/X11             
lrwxr-xr-x  1 root  wheel  25  8 13 18:01 /usr/X11 -> ../private/var/select/X11

% sudo ln -s /opt/local /private/var/select/X11

% ls -l /private/var/select/X11
lrwxr-xr-x  1 root  wheel  10  8 18 16:14 /private/var/select/X11 -> /opt/local

これだけで今まで通りにMacPorts+XQuartz+MacUIMでmikutterが使えました。