あっきぃ日誌

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Raspberry Pi 2 Model B/HATボード風VGAアダプター

昨日はRaspberry Pi 2 Model Bが発表されて賑やかでしたね。SoCとメモリがアップデートされて、CPUはQuad-cores 900MHzに、メモリは1GBとなりました。その他はB+と大きく変わらず、NICに関してはこれまで同様LAN9514チップが提供する10/100MBpsのものとなりました。SoCのGPUも変わらずVideoCoreIVのようです。お値段は変わらず35ドル。日本では4200円前後になるようです(RSオンラインの販売ページ)。

私はいつもの通り、というか、ここ数回の新モデル購入時の教訓からPimoroniで販売がスタートするのを見計らってここからケースごと注文。

Raspberry Pi 2 with Pibow Case - Pimoroni

今回はクーペケースに新色が登場していて、私はCoupé Flotilla(水色)をチョイス。その他にレゴと互換があるPiBowのボトムも合わせがいして、送料含め50英ポンド。約9000円のお買い物になりました。円安ヤバイ!!その代わり発送は即日行われたようです。到着を楽しみに待ちましょうか。

さて、もうひとつネタを。dx.comで見つけたHATボード風VGAアダプターをポチったのを今朝ほど受け取りました。早速装着して、通電まで確認。画面出力はひと手間いるのでこの後で。


Raspberry Pi B+ VGA Shield V2.0 - Blue - Free Shipping - DealExtreme

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これ、おそらくGert VGA 666(http://www.raspberrypi.org/gert-vga-adapter/)の回路図を元に作られたものだと思うのですが、オリジナルはケースによって干渉して取り付けられなかった(少なくともPiBowはダメだった)ので、HAT風のボードサイズで提供されているのはナイスアレンジだと思いました。なお、基板にPI HATと書かれているのに"HAT風"と紹介しているのは、EEPROMが載っておらず、おそらくHATとしての要件を満たせていないためです(https://github.com/raspberrypi/hats)。元のGert VGA自体がGPIOポートをかなり使用するっぽいので、EEPROM用のポートが確保できないのかもしれません(Gert VGAの記事のコメントを読んでそう思った)。ともあれ、この形状なら便利っぽいのは間違いないです。

未使用のGPIOポートはボード上に別途出されています。これもわりと親切ですね。個人的には通電のLEDライトはいらんのですが。

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注意点は、基板の裏の足がケースを傷つけそうなところでしょうか。なんかいい感じのスポンジとかをVGAボード側に貼っておくと良いかもしれませんね。

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