昨日はRaspberry Pi 2 Model Bが発表されて賑やかでしたね。SoCとメモリがアップデートされて、CPUはQuad-cores 900MHzに、メモリは1GBとなりました。その他はB+と大きく変わらず、NICに関してはこれまで同様LAN9514チップが提供する10/100MBpsのものとなりました。SoCのGPUも変わらずVideoCoreIVのようです。お値段は変わらず35ドル。日本では4200円前後になるようです(RSオンラインの販売ページ)。
私はいつもの通り、というか、ここ数回の新モデル購入時の教訓からPimoroniで販売がスタートするのを見計らってここからケースごと注文。
Raspberry Pi 2 with Pibow Case - Pimoroni
今回はクーペケースに新色が登場していて、私はCoupé Flotilla(水色)をチョイス。その他にレゴと互換があるPiBowのボトムも合わせがいして、送料含め50英ポンド。約9000円のお買い物になりました。円安ヤバイ!!その代わり発送は即日行われたようです。到着を楽しみに待ちましょうか。
Just a couple of Pi 2 orders setting sail today! pic.twitter.com/cfw4HU7WrI
— pimoroni (@pimoroni) 2015, 2月 2
さて、もうひとつネタを。dx.comで見つけたHATボード風VGAアダプターをポチったのを今朝ほど受け取りました。早速装着して、通電まで確認。画面出力はひと手間いるのでこの後で。
Raspberry Pi B+ VGA Shield V2.0 - Blue - Free Shipping - DealExtreme
これ、おそらくGert VGA 666(http://www.raspberrypi.org/gert-vga-adapter/)の回路図を元に作られたものだと思うのですが、オリジナルはケースによって干渉して取り付けられなかった(少なくともPiBowはダメだった)ので、HAT風のボードサイズで提供されているのはナイスアレンジだと思いました。なお、基板にPI HATと書かれているのに"HAT風"と紹介しているのは、EEPROMが載っておらず、おそらくHATとしての要件を満たせていないためです(https://github.com/raspberrypi/hats)。元のGert VGA自体がGPIOポートをかなり使用するっぽいので、EEPROM用のポートが確保できないのかもしれません(Gert VGAの記事のコメントを読んでそう思った)。ともあれ、この形状なら便利っぽいのは間違いないです。
未使用のGPIOポートはボード上に別途出されています。これもわりと親切ですね。個人的には通電のLEDライトはいらんのですが。
注意点は、基板の裏の足がケースを傷つけそうなところでしょうか。なんかいい感じのスポンジとかをVGAボード側に貼っておくと良いかもしれませんね。