昨日は久しぶりのRaspberry JAMが開催されて、わたしも参加してきました。
最近はこんな感じで使っている的な発表も即興で作って発表したのですが、ハムスターカメラを見せようとしたら自宅のRasPiがコケていて紹介できずでした。。スライド自体はこんな感じで。
目玉のネタ?としては、RasPi2号機のSDカードスロットが死んだのであれやこれや頑張ったけど結局SDカードスロット換装と言うお話でした。しかし、換装したスロットも一度取り付けに失敗した時に壊れかけていて、後々ダメになってしまったので、Raspberry JAMの後にアキバに買い出しに行ってきて、さきほど再度換装しました。
最初に取っ払った時の写真はこんな感じ。
そしてSDカードスロットを再換装する図。
完成。新しいスロットはオリジナルと同じく基板からはみ出さないのがGOODです。
さて自宅のRasPiのほうは、帰宅後に調べてみたらカーネルがクラッシュして起動しなくなっていました。fsckをしても改善されないけれど、データは残っていたので、必要なデータを退避して、OSを再構築することにしました。
ついでに、NOOBSのカスタムイメージを作成して、次に壊れてもすぐにデプロイできるようにしてみました。作り方はこちらに書いてあります。
https://github.com/raspberrypi/noobs/blob/master/README.md
ひと通り作りこんだ後、tarコマンドでルートファイルシステムと/boot以下でそれぞれアーカイブを作成して、xzコマンドで圧縮をかけるだけと言う、至ってシンプルな手順です。ただ、xz圧縮はCPUパワーが無いと辛いので、RasPiでやらないのはもちろんのこと、手持ちのハイスペックなマシンで実行すると良いでしょう。その他いくつかのjsonファイルが必要になりますが、Raspbianなどのデータを参考に作り変えればOKです。あと、アイコンとかスライドはおこのみで。そうしてNOOBSを起動すればこんな感じに。
今回の場合は半ばバックアップ用途としてイメージを作成しましたが、なんかのアプライアンスとかを作るのも全然アリですね。ユーザーに説明するインストール手順も、NOOBSのosディレクトリにコピーするとだけ言えばなんとかなるでしょうし、いい感じですね。