iLOの新しいファームウェアがぽつぽつと出ていたのでご紹介。
どちらも色々とバグフィックスだの機能追加だのありますが(リンク先を参照)、注目すべき点はIE6のサポート終了およびIE9を含むIE7以降のサポート宣言でしょう。
リンク先はすべてLinux用のscexeパッケージです。ターミナルで次のように実行するとファイルのみ展開できるので、binファイルを取り出して普段から持ち歩けばいつでもiLOファームウェアをアップデートできるベンリマンになれることでしょう。もちろんMacでも実行OK.
$ sh CPXXXXXX.scexe --unpack=<お好みのパス。新しいディレクトリを掘ると吉>
また、フォーラムで質問してもスルーされていたiLO3の日本語版言語パックも、さりげなくリリースされていました。
こちらは何故かWindows自己解凍形式での配布ですが、Darwineで展開できました。ラッキー。そして、これもファームウェアのバイナリとあわせて携行すると良いでしょう。
iLO3の日本語化
ログインして「Access Settings」→「Language」の順に開いて、lpkファイルをアップロードします。フラッシュROMに書き込むので、iLOの再起動が必要になります。
再起動後のログイン画面で言語が選べるようになるので、日本語を選んでログインすると、表記が日本語になります。また、先ほどの言語設定ページで「既定の言語」を日本語にすると、デフォルトを日本語にできます。
iLO2では言語ごとにファームウェアが異なっていてかつリリース日がばらばら(ちょうど2.06がその状況)なのでびみょうに不便ですが、iLO3の「言語ファイルを入れておけばOK」という仕組みはいいですね。