あっきぃ日誌

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Raspberry Pi 7'' Touchscreen Displayを買ってみた

昨日客先に行ったら、私が仕事で行っているのとは関係なく、私のブログでRaspberry Piの情報をよく見ているという方とお会いしました。なんということだ……がんばって更新します〜。

さて、前にも書いたとおり(って書いたけど前に書いたか覚えていない)、先々週からのMakerFaire出展記念でPimoroniが出していた10% OFFクーポンを使って、Raspberry Piオフィシャルの7インチタッチパネル付きディスプレイを買いました。Pimoroniのフレームセットで、50ポンドちょっとなので、えーと9,100円くらいでしょうか(散財)。トラッキングをつけ忘れてオーダーしましたが、一応この値段なので、トラッキングはつけたほうが良いかもしれません。

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Raspberry Pi 7" Touchscreen Display with Stand - Pimoroni

ディスプレイの開封。パッケージングは結構しっかりしていて、後の持ち運びもわりと安心です。箱自体はデカ目ですが。右側にあるのはドライバーボードと、ディスプレイの接続に使うDSIケーブル、ディスプレイ裏面のマウンタにドライバボードやらRPi本体を固定するネジ、電源をRPiから取るためのピンケーブルです。

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で、フレームを取り付けたあと。フレームは例によって単体の強度はかなり不安な感じなので、保護シートを剥がすときにベキッとやらないように注意が必要です。

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ドライバーボードを背面に取り付けたあと、手持ちのRPi2を適当に接続してみました。さすが公式ディスプレイというかなんというか、最新の環境であれば何もしなくてもすぐに、タッチディスプレイとして使用できます。今日では当たり前の静電容量タイプなので、感触もタブレットとかと同等です。7インチタブレットか何かの保護フィルムを買わなきゃ。

ただ、見ての通り、画面が逆さまです。ケーブル接続の向きの都合から、Pimoroniではパネルが逆さまにつくようにフレームを設計したようです。なので、紙のドキュメントに書かれていた続きのオンラインドキュメントに「設定書いて回転させてね」と書いてあります。それ、同梱の紙のドキュメントにも書いといて欲しかったかもだな〜(笑)。

Getting Started with the Raspberry Pi 7" Touchscreen LCD - Pimoroni Yarr-niversity

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さて、RPiの固定の様子……といきたかったのですが、どうもRPiの固定はケース無しで固定することを前提にしているようです。そんなRPi持ってねえ。PiBowケースはRPiの穴に合わせて穴が開いていて、長いネジがあればケースごと取り付けられそうだったので、ホームセンターでネジを買ってきました。

RPiのケースの上に乗っているネジがそれ。左から購入したネジ、本から付いているネジ。右のやつはフレームの固定用ネジですが写真のとおり、手持ちの+ネジで交換しました。-ネジだと扱いにくいので。

ネジはM2.6x20(もしくはM2.5x20)というちょっとマイナーなネジになります。SDの9月号のおとなラズパイで紹介されていたような、M3のネジはダメです。RPi本体とPiBowケースの穴をねじ切ってもディスプレイから生えている穴がM2.6になるので……。

私はホームセンターで購入しました。さきに東急ハンズを見たら、ちょっと長いM2.6x25mmがあったので一応買いましたが、いらなくなっちゃいましたね……。まあ、RPi固定の何かしらに使えるのでよしとしますか。

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立てて上から見た図。PiBowケースごとのマウントもこの通りバッチリになりました。

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そういえば先週末のOSCでデスクトップのデモ環境が壊れてしまっていたので、ついでにJessieで環境の再構築を進めてみました。とりあえず壁紙とバーの設定。あとIMEはmozcをチョイス。Jessieになったおかげで、本当に色んな物が楽に使えて良いですね。

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Wheezyではペアリングがうまく行かなかった、MicrosoftBluetoothモバイルキーボードもあっさりペアリング。あとはBluetoothマウスを接続したら、いい感じに仕上がりました。Wi-FiドングルのGW-450Dのドライバーコンパイルがまだですが。

そしてmikutterを画面いっぱいにして動かすと3ペインくらいは表示できる広さ(ちなみに解像度はこのサイズのパネルでは一般的な800x480です)。なかなか現実的なスペックのmikutter専用端末ができそうですね。

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さらにBluetoothオーディオレシーバーのSBH20をつないでYoutube鑑賞もバッチリ。このためにpulseaudioをいれたら、逆にRPi本体から音が出なくなったしまいました。課題が増えてしまったな(かるく調べてみた感じ、うまく動かなさそう?)。

vine.co

さてさて、タッチパネルを活用した何かもちょいちょい考えてみたら良いのかな。10点までタッチを検出できるようですが、んーなかなか思い浮かばないですね。会社の受付システムとか、そういうのばっかり思い浮かべてしまう(笑)

あとはIGZOパネのディスプレイもある中で、OSCでどう見せていくかみたいなところも考えねば。