あっきぃ日誌

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Raspberry Piのカメラケーブルの延長アダプターを自作してみる

ラズピッピのカメラケーブルのうち、昔からの1.0mmピッチ15ピンタイプのケーブルを延長するアダプターを自作してみました。

なんでそんなもんを作るのかと言うと、Pi 5はZeroシリーズと同じ0.5mmピッチ22ピンタイプに変わったわけですが、そうするとうちのメダカメラみたいに、50cmだとか2mだとかの長いケーブルが使えなくなるので、Zeroサイズ to 昔ながらのサイズケーブルと、クソ長ケーブルを接続する延長アダプターが必要になるんじゃまいか、という理由があります。

たとえばこんな感じ。これは50cmのケーブルですが、鍋メダカの方は2mあるので、そっちが使えたら成功という感じです。

なお、これに対してもう公式?の答えはあって、公式が出す最長の50cmケーブル以上の長さは推奨されておらず、電源とか高周波の損失によって映像が不安定になる可能性があるとのこと。でもまあうちのメダカメラもたまに落ちる程度でほぼ問題なく動いているので、伸ばせるやろという気持ちで作ってみました。

Raspberry Pi 5 camera cable: longer exists? - Raspberry Pi Forums

もう一つ先にいうと、欲しかったものすでに海外にあったのですが、輸入すると高くつくので、自作してみようというノリで作りました。

やっていき

というわけで作りました(ました工法)。FPCのコネクターを表裏に配置するだけの簡単な基板なので、基板の角を丸めても1時間もせずに完成して、JLCPCBにシューッできました。右上にある基板は、アリエクで買ったものでしたが、これだと表裏ではないためケーブルが反転して接続される格好になり、使えなかった……というものです。今回はこのコネクターを会社にあるヒートガンで炙り剥がして移植する作戦としました。

が、やり始めてすぐにこれはムリがあると判断して、アリエクでコネクターパーツを注文。どうせ基板はのこり4枚あるし、コネクターパーツは1ロット10個だったのでちょうどいいでしょ。

なんだかんだ基板1枚分は移植できたので、自宅でテストしたのが冒頭の写真。しかし、カメラは認識するものの、映像は出すことはできませんでした。そりゃそうか……。ちょうどラズピッピ公式マガジンのMakerMondayのタイミングが来たので、「作ってみたけどダメだった、テヘペロ!」と投稿しました。

いや、できるが?新品コネクターでリベンジマッチ

数日後、アリエクから新品コネクターが届いたので、ダメ元で作成しました。はんだ付け中は、基板が動かないように、百均に売ってるクロコダイルグリップで固定して作業しました。便利やんね。

はんだ付け配信をしながら、出来上がったものをその場でテストしてみると……あれ、使える!?試したケーブルが20cmくらいの普通のやつだったので、2mのケーブルに変えて試してみても……映りました。なんてこった。

というわけで、作れるだけ作りました。左上にポツンとあるのが最初の失敗したやつですが、これも今日会社に行ったタイミングでヒートガンを使って剥がし、新品コネクターに交換して使えるように仕立てました。これで5個分のアダプターができました。


まとめ

自分でラズピッピのカメラケーブル延長アダプターを作ってみました。既製品を買うのと結局どっちが安いねんという話がありますが、買い間違えたコネクターボードのことを忘れると、基板が送料込みで495円、コネクターパーツが549円(どちらもカード明細から引用)だったので、合わせて1044円。5で割って1枚あたり209円となりました。

既製品はこれで、Pimoroniで1つ3GBP(売り切れてますが)。税が抜けると2.5GBPになるものの、最近は送料が最低12.5GBPになってしまったので、15GBP==2,900円程度となります。5つだったとしても、12.5+12.5==25GBPで4,850円ですから、どうやっても自作がやすいという結果になりました。高くなってしまった送料もさることながら、1GBP==194円ってなんだよ。

Camera Cable Joiner/Extender for Raspberry Pi

5つもいらんので、OSCあたりでブースやってるときに気づいた人に配ったりしてみようかしら(なんだそれ)。