帰省してる間にリリースされていましたね。リリースノートはこちら。
http://downloads.raspberrypi.org/raspios_armhf/release_notes.txt
以下、いくつかの話題をピックアップ。
labwcコンポジタが選択可能に
Waylandに移行後のRaspberry Pi OSではWayfireがコンポジタとして採用されていましたが、どうやらlabwcという別のコンポジタに移行したいらしく、準備が進められているようです。その作業がある程度進んだためか、raspi-configコマンドで切り替えが可能になりました。ユーザーとしてはおそらくそこまで大きな影響はないと思いますが、興味がある人は切り替えて遊んでみると良いかも知れません。
Raspberry Pi Connectの切り替え機能が搭載
raspi-configコマンドや、それのGUI版で、Raspberry Pi Connectの有効化・無効化の切り替えができるようになりました。いまのところRaspberry Pi Connectはまだベータ扱いですが、切り替えが簡単にできるようになったのは良さげです。なお、Raspberry Pi Connectのパッケージがインストールされていない場合には、先にインストールをするように言われますが、デスクトップ版であればRecommend Softwareのツールからインストールが可能になっています。
Raspberry Pi Connectは直近だと、リモートシェルもサポートするようになり、ますます便利になってきました。あとはアクセスするためのログインに二要素認証とかPasskeyとかのセキュアなやつが実装されると良さそうです。
PCIeの速度切替
raspi-configでPCIeの速度を3.0に切り替える機能が追加されました。これで設定手順に手書きする必要がなくなっています。nointでも設定できるはずなので、地味に助かるやつですね。
スワップファイルのサイズが増加
100MBから200MBに変化しています。2倍ですが……それでどのくらい嬉しいのかが微妙な増加量ではあります。