あっきぃ日誌

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Raspberry Pi Picoでた

でました。今回はレポート記事もraspi.jpに上げましたのでぜひ見てみてください。

www.raspi.jp

www.raspi.jp

私もサンプルを借りて先行で触っていた以外まだわからないことが多いのでアレですが、面白そうな展開の仕方をしていくんだなというのはわかりました。

以下はraspi.jpには化管法がいいような個人の感想の垂れ流しです。

RP2040はPico以外にも載せられて売られていくらしい

興味深い点として、Raspberry Pi財団(Tradingとどっち側なのかわからん)が独自設計したというRP2040チップが搭載されたRaspberry Picoとは別に、RP2040チップを使ったサードパーティ製品が多数登場または予告されていることが挙げられます。

おなじみPimoroniではUSB-C接続を採用してピン数を限定した代わりに小型化されたTiny 2040の投入が予告されています。

Tiny 2040shop.pimoroni.com

他にもAdaFruit、SparkFun、さらにはArduinoまでもがRP2040を搭載したボードの発表をしています。Arduinoとは競合になるんかと思っていたらまさかの協力関係。

blog.arduino.cc

(Linuxが動くコンピュータとしての)これまでのRaspberry PiのSoCは、過去にBCM2835が流出しODROIDなどに採用されてしまい騒動になったりする程度にはサードパーティを認めてこなかったわけなので、RP2040のこの展開の仕方は予想外でした。

個人でもRP2040チップ単体が買えるようになったら直接自作ボードに載せられるようになったりして良さそうですね。

安い

価格は4ドル。日本では500円から若干はみ出すっぽくワンコインとまではいかないようですがそれでも安価に買えます。

MicroUSBを見て私も少し「うーん今さらか?」とは思ったものの、おそらくまだMicroUSBのほうがUSB-Cより部品コストが低いんでしょうかねえ。あるいはおそらく積極的に売り込みたいであろう途上国ではMicroUSBのほうがまだ主流とか。

日本ではスイッチサイエンスさん、KSYさんが販売を予告しています。価格はスイッチサイエンスさんが550円、KSYさんが528円(いずれも税込み)のようです。

www.switch-science.com

raspberry-pi.ksyic.com

はなしが脱線してしまうんですが、KSYさんのほうがやや安く見えるんけど送料で逆転してしまうんですよね。KSYさんもメール便があるとうれしいなとか。通販の梱包、AliExpressとかでガジェット買って中国の雑な梱包に慣れていると日本の通販の梱包が丁寧過ぎて、もっとフランクな梱包資材でもいいんじゃないかなと思ったりしている昨今です。秋月で通販したらダンボールにちっさいパーツがちんまり入ってて昔のAmazonみたいだなって気持ちになりまして。

キーボード方面

Pimoroniの製品にはキーボードとして使うようなキットも売られており、HIDデバイスに見せることもできると考えると、今後Pro MicroがRP2040に取って代わられる可能性も見えたような気がしました。

ProMicroは普通に買うと700円くらいだったと記憶していますが、安く仕入れたとしても、低価格帯のProMicro互換系はMicroUSBコネクターが貧弱でいわゆる"もげマイクロ"になったりします。Picoがそうならないとは言えないですが、そもそも500円くらいのPicoのほうが安いので、今後QMKみたいなメジャーな自作キーボードファームウェアがPicoに対応したらとか想像するとなんかありそうな気がしています。

とは言ってもやっぱりMicroUSBコネクターよりUSB-Cがほしいとか、ProMicroより大きいとか、そのへんは先述のTiny 2040みたいなサードパーティが解決していきそうです。むしろQMKが対応するよりProMicro互換ピン配置のRP2040搭載ボードの登場のほうが早かったりして。

まとまらない

こう言うのは今どきはTwitterでダラダラ垂れ流すんでしょうけど、わたしは告知以外もう書いてないので(今月は特別にマジョカアイリスの件だけ顔を出していますが)、Mastodonに垂れ流したあとにこっちにも垂れ流してみた次第です。関係ないけど、Youtubeの動画を埋め込もうとして当たり前のようにURL貼ったら展開されなくて、Twitterのこと完全に忘れてて笑っちゃった(Mastodonは出る)。

ところでまだPicoを注文してないです。Pimoroniから開発ボードとか込みで買いたいなと思ったらまだcoming soonでしたし、Tiny2040も合わせて欲しいなと思っているところです。

Tiny 2040 – Pimoroni

Breakout GardenシリーズがたんまりあるのでPico用Breakout Gardenベースボードがあればしばらく遊べますな。

Pico Breakout Garden Base – Pimoroni

本体。書いた時点での3.6GBPはGoogle先生曰く511円。

Raspberry Pi Pico – Pimoroni