今の部屋に引っ越すとき、エレベーターがボロいけどまあいいかという妥協をしていました。どんくらいボロかったかと言うとこんなかんじ。
旧宅はリニューアル済みできれいだったので、余計に妥協感がありました。
そんなエレベーターが今年の夏ぶっ壊れていたという話。
7月上旬、OSC北海道に出発する日の朝の6時ぐらいにブモモモモ!!!!!という低い大きな音で起こされました。その後も出発までの間何度かそんな音がしていたのですが、どうもエレベーターからそんな音がしていたようでした。
ただ、出発時に乗るわけでもなく動画を撮りながらエレベーターを呼んでみたところ、普通に来ることは確認していました。
OSC北海道と帰省を満喫して、帰ってきたら死んでいました。
ちょっと前にも一度壊れて緊急メンテしていたり、いつも部屋に響いていたモーター音が夜中にフロア間を移動するには短すぎる音を発しているような気がしたり、不穏な感じはあったのですが、ついに直せないレベルで壊れてしまった模様。動かせないという張り紙が張りっぱなしになりました。東芝エレベーター製なんですが、メーカーではこういうページも用意していて、まさにこのパターンと言った感じです。
そんなわけで7月中はずっとこのままになってしまい、階段での昇降を余儀なくされました。元から階段のほうが利用頻度高めではありましたが、100%となるとまた心理的にちょっと違う感じがするわけです。
修理されないまま部屋の更新を迎えたらさすがに文句の一つも言うべきかと思っていましたが、7月末になりエレベーターリニューアルのお知らせが来ました。ヤッター!!ただし工期は1ヶ月なので、もう1ヶ月階段生活が続きました。というわけで、超暑かった今年の夏はノーエレベーターで過ごしていました。
そして今日、ついに新エレベーターが供用開始。長かった……。張り紙がめっちゃ素朴でいい。酷暑の中リニューアル工事を頑張った現場のひとたちに圧倒的感謝。
新しいかごはめちゃくちゃきれい、そしてLED照明がまぶしい。見違えるようです。東芝製はたまに壁紙とパネルだけリニューアルして丸型蛍光灯×4はそのまま〜みたいな半端なタイプも見かけるのですが、今回のはかごもまるごとリニューアルのようです。
乗ってみての感想……まずふつうに昇降スピードが早くなりました。前のは位置合わせみたいなのに時間がかかったあとガコンとゆれながら扉が開くみたいなレトロ具合だったので、現代のスイーッと昇ってさっと開くやつって本当にいいですね。
そして、これもまた現代的には普通ですけど、モーターが超静かになりました。東芝エレベーターの製品情報を見るとPMSMモーターらしかったので思わず特に関係ない最上階まで昇ってみましたが、さすがに電車っぽい音にはならないですね(当たり前)。それはさておき、前のエレベーターは部屋に音が響いていたのが、新しいのはそれがなくなっているっぽいので最高になりました。反面、荷物の配達待ちとかで気配を察知できなくなるのはデメリット……?かもしれません(そんな察知はしなくていい)。
さて、どのみち今年は酷暑で出す気にもならなかったでしょうけど、2ヶ月間自転車を出すこともできなかったので、日曜日あたり久しぶりに自転車で散歩しようかしらー。