8/4-5はMaker Faire Tokyo 2018でRaspberry Pi Users Groupとして出展してきました。昨年に引き続き、Pimoroni( https://pimoroni.com )からPaul Beachおじさんが来日。Raspberry Pi財団からMag Pi担当のRobお兄さんもやってきてドッタンバッタンおおさわぎとなりました。
さて、今回の展示ブース。例によってスペースが足りてるようで足りてない!
私のぶんは沖縄・北海道のOSCで展示物を減らす調整を進めてきた成果が出て、USB電源12ポート以内に収まるようになりました。Ejectコマンド工作はEjectZeroではなくあえて初期ピッピ内蔵ドライブで、スマートコンセントを展示しました。座布団くんはラパオ方面な展示を、つぼさんはラズパイミントケースに加えて、pHAT Stackに6枚のボードを載せる暴挙に出ていました。
目玉になったのは、MFT前夜にリリースされたあたらしいPicade。Paulからは事前に持ち込むとの話はあったので持ち込みのサイズ感とかを気にしていましたが、リニューアルとはいえまさかの新製品。MFT合わせではなくたまたまPimoroni6周年でそれに合わせたようですが、うちのブースでの展示が(多分)世界最速展示でした。
ただこれ、当日朝に「これユーザー会にあげるから組み立てて展示してね!」と未開封パッケージで手渡されまして、「エッ!!今からここで組み立てるの!!」と戸惑いながら午前中の2時間くらいをかけて組み立てました。
ドキュメントはIKEAのような図解なら良かったのですが、あいにく文章中心の解説でした。しかもネジが複数種類に分かれてたりアクリルとかで何を挟むとかなんとかの文章を読み解くのが難しく、わたし、つぼさん、座布団くんの野郎3人がかりと時々しきやさん、それでだめならPaulのヘルプ&レビューを得ながらの組み立てとなりました。ちなみに説明書は裏返すと特大Picadeポスターになりますよ。
午後からはOSのセッティング。RetroPieを用意して動かしたものの、ボタンがいくつか認識せず。線の差し替えで動くようになりましたが、1つだけどうしても動かずこれもPaulにヘルプを求めました。回路設計図を読み始めて、最終的にはGPIO25に相当するボタンをUARTをdisableした上でGPIO15に差し替えれば動作するようになりました。ドッグフーディングだったのか……?w
すべてのボタンが動いたところで、次はROM問題。Picadeにサンプルでゲームが収録されていましたが、なかなか難易度の高いアクションゲームだったので、メンバーが権利的に問題なさそうなROMを探してきてデモに使用させていただきました。
子どもたちにも大好評の図。あたらしいHyperPixelのデモもPaulの持ち込みで展示していたのですが、わかってる子供らはすぐマイクラを起動して遊ぼうとするので、キーボード・マウスも用意してゲームブースにしたところ、PicadeとUnicornHATお絵描きと合わせて3人は同時に遊べるブースになっていました。
以下はほかのブースで遊んだ写真。謝罪会見ブースは私好みのアホさで最高でした。顔デカボックスはデイリーポータルZのブースにて。林さんに写真を撮ってもらいつつ、「CD-ROMドライブでマンボNo.5面白かったです、私こういうものです」って名刺差し出してきました。作った人もいたそうで(ユーザー会のブース)紹介しておきますよ〜とおっしゃって頂いたのですが、私もふらふらブースを離れがちだったので、お会いすることはできませんでした。おしい。
2日目の打ち上げはやはりのカラオケへ。去年のオールを踏まえて、今回は1次会からメシにすれば終電までには飽きるじゃろというねらいで、パセラでメシをしながらのパーティとなりました。結果から言うとオールまではいかないものの、2時頃にPaulが寝落ちしたところでお開きになり、わたしは会社で始発まで寝てから帰宅して、その日は午後出社になりました。
外人勢に挟まれる図。PaulもでかいけどRobもでかい。でもRobはわたしの1歳上なんそうで、なんだこの貫禄は。
しかし中身はジャパニーズカルチャー大好き外人オタク。特撮ものやらセーラームーンとかの90年代アニメとかのオープニングを日本語でかつフルで歌い上げて、全員の度肝を抜きました。歌詞はたぶんローマ字になったやつが載ってるサイトがあるようで、それをスマホで見ながら歌ってるようでした。
後日の飲み会ではアキバで買い集めたらしい特撮ロボの超合金フィギュアを買ったと嬉しげに見せてもらうなどしました。
Paul。このあとポプテピピックの動画をおおたさんが見せて、Robが英語で解説するというプレイを食らってタジタジに。
まとめ。つかれた。MFT中にちょっとネタもあったんですがそれはまたそのうち。