ひっさしぶりに実用的なEjectコマンド工作の新作ができました。Ejectでカーテンを開ける装置です。
どこで見たのか忘れましたが、朝日を浴びることは人間の体内時計を調整するのに重要だと言うのがありまして、でも朝はベッドと机の上のiPhoneを往復していてカーテンどころではないので、朝になったら勝手にカーテンがあいてほしいなと思うようになりました。
で、Ejectでやってみましょうかとなるわけですが、トレイにカーテンを引かせようとすると、"トレイの長さ"しか開きません。これではいけませんね。というわけで、カーテンレールにヒモを取り付けて、それをおもりに括りつけ、高いところから突き落とすことでカーテンをオープンする方法にしてみました。
まずはカーテンレールにヒモを括りつけているところ。さほど難しいことはありませんね。これをカーテンの隅まで伸ばして下に降ろします。
そしてEject装置がこちら。ちょうどCDラックが窓の近くにいるので、この上に使用してないCD-ROMドライブを積んで、12月に作成してそのままのPre-configured Ejectのドライブを乗せました。システム部はもちろんRaspberry Piです。
カーテンのヒモの終着地は、トレイの先に置かれたおもりです。もともとベランダの物干し用フックのための部材として購入して、取り付け忘れていたものです。これに(缶バッジ用に使うつもりだった)ダイソーのマグネットを付けて重さを増強しています。
もう説明はいらないと思いますが、トレイを開けるとおもりが突き落とされて、おもりの重みでヒモが引かれて、カーテンが開きます。フルオープンでないのは、高さの問題です。仕方ないね。
Raspberry Piのシステム中身は至ってシンプルで、crontabでトレイを開けたい時間にEjectを実行するだけです。いちおうWebからEjectする仕掛けも用意してみましたが、実行することはほぼないでしょう。
動画で見るとこんな感じです。けっこう勢い良いです。
動画で見るとわかりますが、反対のカーテンはまだ開きません。方法はいくつかあって、ひとつはもう1セット用意して反対に置くというものですが、これはさすがに無駄が多いのでやりません、もうひとつ今考えているのがあるので、また後日実験してからご紹介できればと思います。
いちおう、滑らかにヒモが引けるように、1個580円の滑車も2つほど購入しました。現在到着待ちです。ふひひww
ロープガイド RG-1 水本機械製作所 |