Raspberry Piでは、快適なデスクトップ環境を提供するために、Xに変わる新しいデスクトップ環境「Wayland」の開発にも関わっています。昨晩アップデートが掲載され、Wayland上で動作するシェル「Maynard」について紹介されました。WaylandがXのかわりだとすると、MaynardはGNOMEとかLXDEの代わりといった感じです。これを触ってみたというお話。
Preview the upcoming Maynard desktop | Raspberry Pi
なお、まだまだ現行のデスクトップのような安定した稼働を約束するものではないため、本番での使用は推奨されません。あくまでお試し用途ね、とのことです。
インストールはこちらのサイト(http://raspberrypi.collabora.co.uk/maynard.html)にしたがって、セットアップスクリプトをダウンロード・実行するだけです。そしてmaynardコマンドを実行するとデスクトップが起動します。
現状ではウェブブラウザ・ターミナル・電卓・ファイラーが動作します。その他のアプリみたいな一覧もありますが、こちらはまだ起動しない?ようです。
ウェブブラウザにmikutterのサイトが表示されているあたりお察しかと思いますが、mikutterが動くか確認したところ、Gtkがディスプレイを見つけられずこけていたので、これも×のようです。まあそうですね。
動画でいくつか動作の様子を。
ちなみに、Maynardはメイナードと読めば良さそうです。ググったらそんなかんじのが出てきたので。