会社の社内サーバにAmandaを導入したり、SDに記事書いたりしている割には、自宅サーバのバックアップが超適当だったのですが、いよいよこちらにもAmandaを導入しました。うちの環境では、
- USB外付けハードディスクによるバックアップ(いざというときは持ち出せる)
- ファイアウォール設定下での環境構築
という点で、会社の環境と異なり、どちらもまじめに試したことが無い部分でした。
基本的な設定方法は、前に発表したスライド( http://begi.net/read/handout.html ) とか、Softwaer Designに書いた記事を参照してください。
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ハードディスクを使用したバックアップ例はこちら( http://ext.ait.pref.akita.jp/~kuro/backupHD.html )を参考にしました。1つ気をつけるのは、USBハードディスクのマウント設定をfstabに書く際、/dev/sdb1ではなく、/dev/disk/by-uuid/***の形で書いておく点です。こうしておくことで、USBメモリなんかが刺さっていて、バックアップディスクがsdd1になってしまった場合でも正しくマウントされます。
ファイアウォールは設定方法のページを参考にしました。
開けるポートは次のとおり。
- 50000-50100:tcp(サーバ/クライアント)
- 10080:udp(サーバ/クライアント)
- 10082:tcp(サーバのみ)
- 10083:tcp(サーバのみ)
ポイントは「Two approaches to the problem」-「Iptables module ip_conntrack_amanda」の項の手順をサーバ/クライアントとも行うこと。ちなみに、ここを設定しなくてもamcheckの結果は「問題ない」と出ますが、いざamdumpを実行すると失敗したというレポートが出てきます。
さて、リストアテストと、実際のcron登録がまだなのですが、それはまた後でやりたいと思います。まずは寝ます……。9時半〜1時までというハンパな時間に寝てしまって、今に至るという……。
しかし
結局リストアテストとcron登録を済ませてしまうのであった。