前のエントリから、
wifi-rader入れるとpythonとかいろいろ入っちゃうので、使う場所・APが決まっているのであれば、この辺を参考にしてスクリプトを作成した方が早そう。後で調べる。 http://wiki.tinycorelinux.com/tiki-index.php?page=Setting+up+Wifi
というわけで、Wikiを見ながら、WPAパスワードがかかっているAPに接続してみたので、手順をまとめ。「続きを読む」からどうぞー。
結果としては、wifi-raderではよくわからなかった、WPA認証の接続がターミナルからサックリできるようになったので、URoad-5000のAPの片方をセキュリティなしにしなくてもよくなりました。よかったよかった。
もしかしてこれ、普通のLinuxでも使えるのかな?
インストール
想定はEeePC(4G)。wireless_toolsを入れたら金魚のフンの如く関連パッケージも入る、はず。あと、wpa_supplicantも入れる。TCEかTCZかはお任せで。
てじゅん
スーパーユーザ状態でシェルを立ち上げる。
ifconfigでwlan0を有効にしておく。
# ifconfig wlan0 up
wpa_passphraseコマンドで、接続設定ファイル見たいなものを作成する。作成場所はホームディレクトリで良いかな。
「kokuda」の部分がAP名、「password」の部分がAPのパスワード。リダイレクト先のファイル名はご自由に。
# wpa_passphrase kokuda password > wimax.conf
作成されたファイルをエディタで開いて、青い行の部分を追記する。赤い部分は削除で。
ctrl_interface=/var/run/wpa_supplicant network={ ssid="kokuda" #psk="password" proto=WPA key_mgmt=WPA-PSK pairwise=TKIP group=TKIP psk=(よくわからないけど超長いキーみたいなやつ(略)) }
wpa_supplicantコマンドで接続する。オプションとパラメータの間にスペースは入れない。
# wpa_supplicant -iwlan0 -cwimax.conf
うまく行くと、wpa_supplicantが実行されっぱなしになる。
このままではIPアドレスが取得されていないので、もう一個シェルを立ち上げて、udhcpcコマンドを使ってIPをDHCPで取得する。
# udhcp -i wlan0
すると、IPアドレスが取得される。ね、簡単でしょ?笑
切断
とりあえず、udhcpcとwpa_supplicantのプロセスを切ってifconfig wlan0 downすればいいと思うけれど、Tiny Core Linux(の、ほぼLiveCDみたいな)環境できっちりきっちりした切断手順は踏まなくても良いかなと思っているので、よくわからないです。そもそも電源断ですら電源ボタン5秒押しで消しちゃっているので(えーーー
スクリプトで楽をする
うまく使えるのを確認したら、さくっとスクリプトを起こしておくと便利です。
echo Connecting. ifconfig wlan0 up nohup wpa_supplicant -iwlan0 -cwimax.conf & echo Getting IP address. udhcpc -i wlan0
wpa_supplicantのところをnohupにしておきました。これでいいのか知らんけれど、まぁ動き続けてくれればよし。
以上です。お粗末さまで↓。